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平成29年2月

[2017年4月20日]

町長ブログ

平成29年1月

2月15日 誰もが普通の生活ができる社会を

 2月14日はバレンタインデー、たくさん?の女性からギリチョコをいただきました。この歳になるとギリでもなんでも嬉しいものです。ありがとうございました。

  この日、伊賀市にある障がい者の福祉施設を視察させていただきました。そのきっかけとなったのは、いま、私は町村会の代表として三重県が主催する「障がい者雇用推進協議会」に出席させていただいておりますが、その会議でお会いした奥西利江さんと話しているうちに「どうしても視察したい」と思ったことからでした。

  奥西さんは、社会福祉法人・維雅幸育会(※)の運営に携わっている方で、「だれにも働く機会は平等に与えられるべき」と考えている方です。また、「働けないから働く場が不必要なのではなく、真剣に働く場があってこそ働く力は育つ」とも言っています。

  奥西さんと待ち合わせたのは、業務用の化粧品を専門に作っている(株)ミルボンゆめが丘工場、ここで、施設の「びいはいぶ」の仲間22人とびいはいぶから一般就労(ミルボンが正規雇用)へ移行した5人が働いています。ミルボンから「びいはいぶ」には、事業の一部を委託する形になっていて、22人の仲間と彼らを支える指導員6名およびパート雇用の13名で約3500万円の仕事を請け負っているとのことでした。パート雇用の中には、仕事を熟知されている、定年退職されたミルボンの元社員が含まれています。「びいはいぶ」では、ミルボンの他にメロディアン(株)や伊賀市からの指定管理での委託託事業などの仕事を受けており、ここの仲間は、B型であっても月5~7万円の収入があります。

 ミルボンの村田輝夫生産本部長の話では、「びいはいぶ」への委託事業では、通常の委託事業と、質的にも金額的にも全く差はなく、障がい者の雇用につながる分だけプラスになっているとのことでした。また、何かあったときには施設が責任を持って対処してくれるので全く不安はないとも言っておられました。この委託事業については、奥西さんと村田本部長とがしっかりと打ち合わせの上立ち上げたもので、途中でも修正を加えながら今日に至っており、奥西さんの強い情熱と企業の責任者の深い理解によってできあがっていると感じました。

 ここでは、障がいのある仲間たちのステップアップを常に考え、そのための実践をしているのと同時に、彼らが高齢化してきたときの、ゆっくりとしたフェイドアウトも合わせて検討しています。就労継続B→就労継続A→一般就労→就労継続A→就労継続B→生活支援→生活介護というような感じかなと思います。これは、施設の強みではないかと思います。本来、社会施設は、こうした人の生涯プランを立て、実行していくものであり、社会は、人権を守り、こうした取り組みをしっかり支えていく仕組みを作っていかなければならないと考えます。こうした社会システムこそが、障がいのある人が安心して暮らしていける地域であり、それが、誰もが普通の生活ができる社会ではないでしょうか。

※社会福祉法人・維雅幸育会:理事長  今岡 睦之(前上野市長)
                                                  就労支援・生活支援事業所
                         ・上野ひまわり作業所(就労継続B・生活介護)
                         ・びいはいぶ(就労継続A・就労継続B)
                         ・ふっくりあハウン(就労移行支援・就労継続B)
                         ・ふっくりあフウス(生活介護・生活訓練)
                         ・ふっくりあモォンマール(就労継続B)
                         ・グループホーム(7名×3施設)ショートステイ有
                         ・その他各種相談および支援事業

びいはいぶ 施設前

作業現場

作業現場

作業現場

作業現場

2月13日 不透明な世界情勢

オルタナティブファクト(alternative facts)。今、トランプ政権下のアメリカで大きな話題になっている言葉です。これは、大統領就任式の観客数が事実と違って「過去最高だった」としたショーン・スパイサー報道官の発言を受けて報道が反発、その報道機関の質問に対して、ケリーアン・コンウェイ大統領顧問が「彼の言ったことは嘘ではなくオルタナティブファクト(もう一つの真実)だ」と語ったものです。

  この事件に多くのメディアが反応し、それらを受けて、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの書いた「1984年」という小説が大ブレイクしているようです。この小説は、第二次世界大戦直後の1949年に刊行されたもので、全体主義国家によって統治された近未来世界の恐怖を描いています。主人公の職場に掲げられたスローガン「戦争は平和」「自由は隷属」「無知は力」によって、主人公の意識は迷宮のような“二重思考”の世界に滑り落ちていくというような話です。この小説の中には、黒を白と言わせる「ブラックホワイト」、「2+2=5」など「オルタナティブファクト」がたくさん出てくるそうです。

 正直、トランプ大統領の発言は何が本当なのかさっぱりわかりません。これからの日米関係を含め、世界の情勢はどうなるのか全く不透明です。このことは何もアメリカだけのことではありません。今、世界中が内向きになっているのですから。

 日本でも懸念される材料は、特に今の政権下ではたくさんあります。「共謀罪」法案に対する金田法務大臣の委員会答弁や稲田防衛大臣の「戦闘」に関する認識?などは、異常です。あんな人でも大臣になれるんだと国民に希望を与えるかもしれませんが、“人”としての資質を疑います。それとともに、日本もまた過ちの世界にタイムスリップする可能性、あくまでも可能性ですが、その道が開かれようとしていることは間違いないと思います。

 私は、国のことに口出しする立場でもありませんし、批判する立場にもありませんが、国民のひとりとして懸念を示したいと思います。

2月5日 企画展「植木等と昭和の時代」

 2月5日(日)、県立博物館MieMuで開催されている「植木等と昭和の時代」という企画展に行ってきました。この日は、植木等の初代付き人、小松政夫氏のトークショーがあり、たくさんの観衆で「ミエゾウ」のあるホールはいっぱいになっていました。

植木等と昭和の時代

小松政夫氏と記念撮影

小松政夫氏と記念撮影

 
 植木等という人は、昭和30年代から40年代にかけて、すなわち、日本の高度成長期に凄まじい活躍をした役者です。私にとっても、中学から大学にかけての時代に、いつもテレビや映画に出ていたという印象のある人で、日本の高度成長期を象徴する役者だと言っても過言ではないと思います。

また、植木さんは、私の高校時代の担任だった門脇先生の大親友だったということで、国語の先生だったんですが、授業中なんかによく植木さんのエピソードなどを聞かされたものでした。その中で、私が最も印象に残ったことは、当時、植木さんの映画で無責任シリーズが人気を博していましたが、「映画とは違って、植木ほど責任感の強い人間はおらん。」という言葉でした。

小松さんのトークの中で、植木さんの、小松さんや周囲に対する何気無い、温かい気遣いの話が出てきましたが、門脇先生の話とも合わせて、時代の寵児だった人のすばらしい人柄に触れた思いがしました。この時代は、日本国民みんなが前向きになっていましたし、その中で、日本らしい思いやりが育っていたことを誇りに思います。

この前も書きましたが、今、世の中は内向きな志向が強いように思います。アメリカのトランプ政権では、信じられないようなことが起こっています。行政の継続性、国家間の信頼関係などどこ吹く風の振る舞いですね。多くのアメリカ国民を含め、世界中に不透明感が広がっています。トランプ政権はアメリカファーストと言うだけで、大局観が全くありません。この際、日本は今までの、ただアメリカ追従だけの日米関係を見直すチャンスではないかと思います。日本を取り巻く緊張を国民に煽るだけでなく、思いやり?予算を含めて、冷静な判断を下せる、大人の政権を期待したいと思います。

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