[2012年3月31日]
ID:2215
11月27日(日)、東員町クリーン作戦委員会が町民や町内企業に呼びかけて、町内の員弁川周辺に不法投棄されたゴミの回収を行いました。この日は、呼びかけに応じていただいた皆さんとクリーン作戦メンバー合わせておよそ100名の皆さんによる活動となりました。
午前9時、陸上競技場駐車場に集まって、クリーン作戦の岩田副会長から趣旨説明と挨拶があった後、3班に分かれて回収作業に歩いていただきました。
今回はテレビや冷蔵庫などといった大きなものはありませんでしたが、扇風機や炊飯器などの電気製品も数多く見受けられました。
クリーン作戦の皆さんには毎年こうした不法投棄の回収作業をしていただいておりますが、今年は町民や企業の皆さんに呼びかけて、50名を超える一般参加をいただきました。参加いただいいた皆さんには心より感謝申し上げます。
来年はもっと多くの皆さんに参加していただけるよう考えていきたいと思いますが、本来、不法投棄はあってはならないことですので、行政としましてはその対策を真剣に考えることを最優先していかなければなりません。一人ひとりのモラルの問題とは言え、こんなことが繰り替えされれば、将来を担ってくれる子どもたちに、私たちは大人はどう説明すればいいのかわかりません。
東員町はこれから一般ゴミも含めて、ゴミ減量化に取り組んでいきます。「みんなで減らそう」を合言葉に、町民の皆さんと一緒になって、徹底的にゴミを減らしていこうではありませんか。
昨日、コーンブルメ(四日市市・パン製造販売業)の社長から東員町へ、パンの製造機器一式をいただき、その伝達式を行いました。このパン製造機器は社会福祉法人いずみで、通所者に使っていただくものです。町から樋口社長には感謝状を送りましたが、障がい者の働く場づくりにとって大きな第1歩であったことに感謝しています。
コーンブルメの樋口社長には、これだけでなく、いずみがパンを製造するに当たって、製造技術や販売ノウハウなども指導していただいております。今月1ヶ月間、いずみの指導者がコーンブルメに修行に出かけており、来月からは、いただいた機器で実際にパンを製造するテスト期間に入ります。これは、通所者への研修も兼ねておりますが、試作品の出来上がってくるのを心待ちにしています。
今後の計画としては、来年にはパンを試作しながらメニューを絞り込み、4月頃から本格営業に移行できればと考えてみえます。はじめは、役場や企業などへの訪問販売(予約販売)を主に、来年度には販売所の設置に向けて計画してみえます。中部公園の来場者を取り込むことと一体となった立地を考えれば、夢は大きく膨らみます。
今まで障がい者の労働については、障がい者雇用の考え方が主になっていましたが、条件や環境が難しくなかなか進みませんでした。今回、東員町はその考え方を大きく見直し、障がい者の働く場を作っていくことを目指しました。障がい者の皆さんが、仲間と一緒に働いて儲けていただく、そして、町に税金を収めていただきたいと思っています。そうすれば、親亡き後でも、彼らはこの東員町で堂々と社会生活を営んでもらうことができます。
幼児から高齢者まで、障害があってもなくても、誰でもが普通の生活ができる地域づくりを、私たちは目指し、できるだけの手を打っていかなければなりません。昨日のことは、その小さな1歩かもしれませんが、大きな夢の第1歩でもあります。暖かい目で見守っていただきますことをお願いいたします。
昨日は、先日秋の叙勲を受けられました、元消防団長の三林辰美様が挨拶にきていただきました。去る11月8日、奥様と共に、ニッショーホールでの伝達式に望まれ、その後皇居にて皇太子殿下の拝謁を受けられました。
三林様の今回受けられました勲章は瑞宝単光章(消防功労)で、東員町での消防団活動において輝かしい功績を残されたことによるものです。昭和47年消防団入団以来20年の長きにわたってご活躍をいただき、昭和56年からは団長として東員町消防団をまとめていただきました。
その間、昭和53年、新しい住宅団地であるネオポリス地区に増設された第4分団の初代分団長として、地縁・血縁のない中で分団員の選任から指導・教育を熱心に行い、分団員間の統制を図られました。また、機会あるごとに、新しい地域での行事に積極的に参加され、新しい住民に消防活動の周知、防災の啓蒙を行っていただき、地域に自主防災意識を根付かせていただきました。
昭和56年、団長の急逝、副団長の退団等による混乱の中、三林様は当時まだ若年ではありましたが、抜群の指導力、統率力が評価され、新団長として就任していただきました。その後、その統率力や識見の高さから団員の信頼も厚く、団をよく統率していただき、今日の東員町消防団を作り上げていただきました。
三林様のご功績をたたえますとともに、ご尽力に感謝申し上げます。これからも東員町のためにご指導いただきますようお願い申し上げます。
11月13日(日)、30回目を迎える「東員町農業商工祭」が開催されました。飛龍東員太鼓の演奏で幕を開け、オープニングセレモニーが行われました。
大変穏やかで暖かい秋晴れに恵まれ、多勢の来客で会場が埋め尽くされました。今年もたくさんのブースが並び、威勢の良い掛け声や楽しい会話が弾んでいました。
会場では、中学生の吹奏楽演奏や三味線などの演奏、芸人パフォーマンス、子供たちのダンスなど会場全体を楽しませてくれる催し物が目白押しでした。
恒例となりました農産物の品評会も開催され、すばらしい農産物が並び、その中でも今回表彰されました皆さんの作品は一際目を引きつけていました。表彰を受けられた皆さんには改めてお祝い申し上げます。
隣の陸上競技上では、フレンドリークラブ主催のスポレク祭が開催されており、たくさんの子どもたちが競技場を所狭しと走り回っていました。同じ日に、となり同士で開催されたことが相乗効果を発揮してすばらしいオータムサンデーとなりました。
この日を節目に、来年からは農業と商工とを分けてのイベントとなるようです。この日は最後までたくさんの人で賑わっていました。これだけの人が楽しんでいただけるのですから、来年はもうひと工夫味付けして、さらにバージョンアップしていただきたいものです。
昨日、生ゴミ堆肥化を先進的に推進しているという豊明市を訪問し、話を伺うとともに、堆肥舎の視察を行いました。市役所では平野副市長、鈴木経済建設部長などによる説明をいただきました。
その後、市役所から車で10分くらいの場所にある「豊明市沓掛堆肥センター」に移動し、森環境課長の現場説明を受けました。
この施設は平成18年から活用されており、日量3tの生ゴミ処理能力を持つ、約300坪の堆肥舎です。トラックから生ゴミを投入し、それに副資材を混合・ブレンドして1次発酵の堆肥場まで、自動で行われます。
豊明市では「有機循環推進事業」として、その業務を社会福祉法人豊明福祉会に委託、約8000世帯を対象として取り組んでいますが、生ゴミ量は年間約300tとチョッと少ないような気がします。聞いてみると、半分弱しか堆肥化されていないようで、可燃ゴミとして出される量も多くあるようです。この事業には年間約3600万円かかっており、現在の市長からは「費用がかかりすぎではないか。」との指摘を受けているそうです。
この事業では生ゴミを入れる容器として生分解性プラスチックの袋を使って袋ごと処理をしているのですが、この袋は普通のゴミ袋に比べると10倍の費用がかかる高価なものです。また、袋を使うことによって、水切りが雑にならないかという疑問も出ますし、普通のプラスチック袋に入れて出す人も出てくるようで、必ずしもうまくいっているとは言い難い状況だそうです。
できた堆肥は20ℓの袋に詰めて売るそうですが、すぐに売切れてしまうほど人気が高いそうです。ただ、売上収入は年間200万円程度だそうです。
ゴミをなくし環境を守る資源循環の取り組みはこれからの社会づくりにはどうしても必要なことです。東員町では全戸を巻き込んだ取り組みが必要と考えていますので、こうした取り組みの先進事例はどこにもないということ、そのために東員町が先陣を切ることの必要性を改めて感じました。
11月は虐待防止月間になっており、本日三重県のキャラバン隊が本町にも立ち寄っていただきました。三重県児童相談センターの小山所長や北勢児童相談所伊藤所長はじめスタッフの皆さんが知事のメッセージを持ってきていただきました。
役場庁舎の玄関ホールでメッセージの伝達式を行い、虐待防止に向けて関係者一同心を新たにした次第です。三重県のキャラクター・みっぴるも駆けつけてもらい、イベントに花を添えていただきました。
確かに、近年親の虐待が多発しており、子どもたちがその犠牲になっています。子どもは国の宝ですから、私たち大人は子どもの権利を守り、その将来を保証していかなければなりません。
東員町では、今年から数年かけて、子どもが考える、子どものための子どもの権利条例をつくる作業に入っています。子どもは当然自分の権利を主張します。そのためには、他の子どもの権利も認めていかなければならないことを学びます。そうすれば相手を尊重する心が生まれてくるのではないでしょうか。大人は、子どもたちの作業、過程を見守っていくことになります。決して口出しすることは許されません。子供たちの成長を見守っていこうではありませんか。
東員町教育委員会では、本年度から、東員町全ての小学校で6年生の児童が取り組む「弁当の日」が始まっています。教育委員会の狙いとしては、
《弁当作りを通して、食への感心を高め、家族や生産者への感謝の気持ちを育むとともに、準備から片付けまでを子ども自身が取り組むことで、自立心の向上を図る。また、献立や調理について、親子で話し合うことで親子のコミュニケーションを活性化させる。》というものです。
初めてのお弁当の日、全部自分で作った子、少しお母さんに助けてもらった子など各々でしたが、お母さんと一緒に作りながら会話が弾んだようでした。こうした取り組み、親子の会話のきっかけになってとてもいい取り組みなのではないかと思います。
みんなが作ったお弁当の中身をチョット拝見させていただくと、卵料理、ウィンナーを使ったもの、ハンバーグやおにぎり、チャーハンなどいろいろ。中には、「ハムとチーズをつつんだオムレツ」や「がんもどきのふくめ煮」などという手の込んだ弁当もありました。
この取り組みを始めてから、今まで、何も思わず食べていたお母さんの料理が、いかに大変かに子どもたちは気づいたようです。実際自分で作ってみて、「こんなに難しいんだ。」とか、「いつも食べているのは、こんなんじゃなかった。」とか、当たり前だったことがそうではなかったということがわかったようです。お母さんのスゴさもわかったのでは?
また、自分で作ったからこそ、食べる時間が楽しみになってきたようです。みんなでお弁当のことを話し合いながら楽しそうにお昼を過ごす時間が増えたようです。
こうした取り組みを始め、東員町の教育委員会は“人づくり”という視点で子どもたちの自立した“育ち”をサポートするという立場をとっています。子どもたちの自然体験、家庭内体験など子ども自身を育くむ体験学習を通して、将来の地域を担ってくれる人材の育成に取り組んでいます。こうした“学習”と“教育”とによって、子どもたちが素晴らしい大人に育ってくれるものと期待しています。
11月6日(日)、恒例の東員福祉まつりが開催されました。今年は、ふれあいセンター、ふらわぁ~びれっじ、保健福祉センターなど広範囲な施設を使って行われましたので、一部町道を歩行者天国に開放しての開催になりました。
保健福祉センターのホールでオープニングセレモニーが行われた後、各会場に分かれていろいろなブースが設置され、多くの人出で賑わっていました。
今回もスタンプラリーが行われ、多くの子どもたちが楽しそうに会場を回っていました。
東員町だけでなくどこでもそうだと思うのですが、この時期はいろいろなイベントがほぼ毎週のように開かれます。昨日は文化祭も開催中で複合的な祭ができていたように思います。来週は農業商工祭が開催されますが、このようなイベントを複合的に開催することも、人を呼び込んでイベントを盛り上げるためのひとつの方法ではないでしょうか。
これから当町も観光を考えていく上には、いろいろな仕掛け、その仕組みを考えていかなければなりません。この町で人が動き、モノが回り、おカネが回るように、そして、町民の皆さんの出会い、交流の場ができればいいのではないでしょうか。
東員町政策課広報秘書係
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