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平成24年4月

[2013年3月31日]

ID:2458

町長ブログ

東員町長水谷俊郎のブログ

ブログ

平成24年4月18日 甲賀市生ごみ堆肥化循環システム視察

 昨年秋から本町で開催しています「生ごみ堆肥化検討委員会」のメンバーや生活環境課の職員と一緒に、甲賀市へ先進地視察に行って来ました。
 甲賀市は、滋賀県東南部に位置し、平成16年10月、旧甲賀郡5町(水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町)が合併して誕生した、行政面積482km2・人口94,000人の市です。隣に位置する三重県の伊賀市と協調して「忍者の街」として発信しているそうです。
 生ごみ堆肥化の取り組みは、旧水口町において、平成13年「水口町エコライフ推進協議会」が町民との協働で発足しスタートしました。事業モニターやモデル試行期間を経て、1年後から、全町住民を対象として参加の協力を呼びかけ、全町展開を開始しました。紆余曲折を経て、平成16年の合併を期に他の4町でも徐々に参加世帯が増え、今では8400世帯(全31000世帯)が参加しています。
 甲賀市の取り組みの特徴は、
① 行政・市民・民間の3者協働での事業取り組みであること
② 推進に際して、どんな小さな問題点でも一つひとつ丁寧に解消していったこと
③ 成果品の堆肥を、生ごみ堆肥化へのプロセスの副資材として使うこと
が挙げられます。
 甲賀市の場合、まだ道半ばなのかもしれませんが、行政コストそのものはあまり削られてはいませんでした。行政面積が広くなったことで効率が落ちている面もあるのかもしれません。いずれにしましても、市民の取り組みは大変参考になるものがありました。
 本町としましては、可燃ゴミを9割削減するためには、この生ごみ処理を完璧にしていくことが不可欠です。そのためには、生ごみを構成する9割の水分を、家庭においてできる限り減少させ、腐敗や悪臭を防止するとともに、運送の負荷の軽減を図っていかなければなりません。これには、町民の皆さまと協働で取り組んでいかなければなりませんので、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

視察風景
堆肥化システム

平成24年4月16日 スポーツ少年団結団式

 4月14日(土)、恒例の東員町スポーツ少年団結団式が体育館アリーナで挙行されました。少子化を反映してか、年々、団数も団員数も減少していくようですが、子どもたちの元気な行進に私たち大人も元気をもらえたような気持ちになっています。

結団式

 いつものように、挨拶で少年たちの前に立ったとき、少し戸惑いを覚えました。なぜかというと、小学校時にスポーツであまり頑張りすぎると将来身体に良くない影響がありはしないかと心配しているからです。例えば、野球では小学生のうちから変化球をたくさん投げさせてはいけないなどと言います。骨の発達に異常をきたすためだそうです。
 この間、何かの記事で、シドニー・アテネ両五輪で連続金メダルを獲得した女子マラソンがこのところ成績が奮わないとの記載がありました。トップ選手の高齢化が進んだことと、もう一つ大きな原因があるようです。
 日本では、中学や高校の駅伝が盛んで、女子長距離界の裾野は広がっているはずです。マスコミで取り上げられる全国規模の駅伝大会は目白押しで、女子中高生の長距離種目がこれほど注目される国はありません。しかし、本来は選手育成を目的としたジュニアの大会が、加熱し過ぎてシニア選手の弱体化につながっている可能性があるようです。
 元トヨタ車体陸上部監督の高橋さんが実施したアンケート調査(対象:女子マラソンのトップランナーを含む有力長距離選手424人、内回答者383人)によりますと、国際大会の代表に選ばれている選手の方が、選ばれていない選手より、中学時代、
・朝練習しなかった。
・オフシーズンが長い。
・走る距離が短い。
・月経異常が少ない。
・競技を楽しんでいた。
などの回答があったそうです。
 駅伝の強豪校では、トレーニングがハードで、体脂肪率が低くなり、長期間月経のない選手や、ホルモンのバランスが崩れて骨密度が低くなり、疲労骨折など故障しやすくなるようです。エース選手は、力はあるけれど、半分以上が燃え尽きたり故障などで、大人になるまでに陸上競技をやめてしまっているそうです。
 私は、子どもうちはスポーツをおおいに楽しんだらいいと思っています。「好きこそ物の上手なれ」と言うように、技術は年齢とともについて来ます。少年団の子どもたちには「スポーツを本当に、好きになって欲しい。」と言いました。あまり勝敗にこだわらず、無理をせず、小学校のうちは楽しく遊んで欲しいと思っています。
 「みなさん、あまり頑張らずに頑張ってください。」

結団式
結団式

平成24年4月9日 大社祭

4月7・8日両日、恒例の大社祭があり、上げ馬神事が行われました。毎年、駆け上った馬の数で今年の豊作を占うという農業神事で、今年は、7日は4頭(12頭中)、8日には3頭(6頭中)の成功で、例年より率が悪いような結果でした。

大社祭
大社祭
大社祭

 動物愛護団体などから批判をいただいている、馬が土の坂を駆け上る、人馬とも危険を伴なう行事です。同団体からの指摘もあり、以前は直角に立っていた坂を寝かせたり、高さも低くしています。しかし、全国の祭を見ていても危険を伴なう祭はたくさんあり、伝統ある祭にはそれぞれに歴史・理由があって行われてきたもので、一面的な批判で判断できることでは無いと思っています。それに、人の危険より動物の虐待だけが論じられて、批判の的になっていることにも違和感を感じざるを得ません。この大社祭は、伝統に裏打ちされ、れんめんと続いている「神事」であることを考えていただきたいと思います。 大社祭の起源は、鎌倉時代初期まで遡り、当時、大木城主(東員町)であった郡司・員弁三郎行綱に源頼朝より騎射・巻狩の上意が伝えられたことを受け、行綱が青少年の士気を鼓舞するため、建久3年(1192年)流鏑馬神事を奉納したことが始まりと言われています。その後建仁3年(1203年)、猪名部神社境内の一隅に“上げ坂”を築き、上げ馬・流鏑馬の両神事を奉納、こうして伝統ある大社祭の様式が整い現在に至っています。
  今日は、祭の関係者が、祭の成功に“感謝”しながら後片付けをしていただいております。この1年つつがなく過ごせることを神様にお祈りしながら。関係者の皆さんお疲れ様でした。

平成24年4月3日 新年度を迎えて

4月2日、東員町にも新しい職員の皆さんが仲間に加わっていただきました。これからの東員町役場を背負って立っていただくフレッシュな若者です。肩の力を抜いてスタートして欲しいと願うものです。
この日は、 45年間役場に奉職いただいた安藤前副町長が3月末日をもって退職されましたので、新しく樋口副町長が初登庁されました。四日市市で行政経験をお持ちの新副町長には、これから私が町民の皆様とお約束したことを進めていく上で何かとご助力いただきたいと思っています。

 この日は年度初めとあって、新人の紹介式や年度初めの幹部会などの会合が目白押しで、副町長をはじめ新人の皆さんは少々お疲れの様子でした。また、機構改革があったことから、引き継ぎなどでも職員は忙しく動き回っていました。 機構改革につきましては、より一層町民の皆様へのサービスを向上させることと、政策に対してより機能的に動けるよう体制を整えたものです。各部・各課へは今年度の取り組むべき課題・目標を指示いたしました。これから町民の皆様と協議させていただくこともあると思いますが、10年後・20年後の東員町の姿を見据えた政策を進めてまいりたいと思っています。

新副町長初登庁

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