[2013年3月31日]
ID:2520
29日(木)、菰野町大羽根園にある「地域の茶の間」へ行ってきました。
「地域の茶の間」は、地域が高齢化する中、高齢者が地域で孤立しないように、居住地から近い場所で地域のさまざまな世代の人が、気軽に集まってお茶を飲んだりおしゃべりするような、仲間をつくる場所です。代表は、菰野町社会福祉協議会で活躍されている安田順子さんです。
安田さんは、社協での事業「いきいきサロン」(東員町の元気老人サロン)を担当する傍、大羽根園に「地域の茶の間」を立ち上げ、現在、毎週火曜日に地域のボランティアさんによって運営されています。参加費は200円/人、食事が必要なときは食事代として200円がプラスされます。食事は具だくさん味噌汁かカレーの2種類。メニューを少なくしてボランティアの負担を軽減しています。場所は自治会公会所を1000円/日(エアコン・光熱費込み)で借りています。町からの補助金はなく、参加費のみで運営、近隣などで採れた野菜などを食材として持ち寄ってくれることもあり、多少の黒字が出ているようです。「補助をもらわないから気軽にできる。」と安田さん。現在、菰野町内で同様な事業が3カ所実施されているようです。
東員町でも、特に笹尾・城山地区では高齢化とともに高齢者の集う場が必要になってきています。笹尾・城山地区に大きな福祉センターをというご指摘もありますが、利用者が近いところで気軽に使える場所の方がいいと考えておりますので、菰野町を参考に「モデル事業」を、とりあえず1カ所立ち上げたいと思っています。昨日は笹尾東3丁目の自治会長さんや東員町ボランティア連絡協議会の川島さんも参加いただきましたので、検討をいただくものと期待しています。
5月26日(土)、とういんボランティア市民活動支援センターに登録されている団体の代表者会議を兼ねリーダー交流会が行なわれましたが、本町では、こうした市民活動が盛んで、行政の手の届かない分野でも活躍いただいております。
町民の皆さんからの行政ニーズは、今では多種多様になってきておりまして、そのすべてにお答えすることが難しい状況になっています。また、多岐にわたる事業すべてに行政が関わらなければならないのか、検証する必要があると考えています。そして、どうしても行政が関わらなければならない事業以外は、町民の皆さんをパートナーとして協働していく仕組みつくっていかなければなりません。
この日は、東員町心身障がい児(者)を守る会の総会も開かれました。厚生労働省は、来年度から民間企業の障がい者雇用率を現行の1.8%から2.0%にすることを決めました。三重県の同雇用率は極めて低く、私たち行政を預かるものの責務として、障がい者の働く場の確保は最優先課題と考えています。また、災害時の要援護者対応も、実対応として早急に整備しておかなければなりません。行政として一つひとつ着実に手を打っていきます。
日曜日には、笹尾西2丁目の親睦会があり、笹尾西小学校の体育館が大勢の人で賑わっていました。この時期は、こうした地域の祭りや親睦会が盛んに行われており、地域の絆づくりに欠かせないイベントだと思います。この地域も少しずつではありますが、子どもの数も増えてきていると自治会長が話しておられました。行政としましても、人の循環を進める政策を考えていかなければなりません。子どもの笑顔が輝く町を目指して。
今日は朝早くから中部公園に大勢の人が集まっていただきました。メ~テレの“ドデスカ!”という番組の中、「地元応援団宣言!信長が行く」のコーナーで東員町が紹介されました。3分程度の短い時間でしたが、こども歌舞伎のみんなや小さいお子さんを連れた若いお母さんたち、「とー馬くん」を連れた商工会のメンバーなど、本当に大勢集まってもらったものだと感心しました。
信長さんの軽妙なトークと集まっていただいた皆さんのアピールでこども歌舞伎や中部公園の魅力を、短い時間でしたが、うまく発信していただいたのではないかと思います。ありがとうございました。
中部公園では、管理棟の研修室を改修して、9月ごろを目処に物品販売などができるように計画しています。中部公園に来ていただいた皆さんが、少しでも居心地が良くなるよう心がけていきますが、気がついたことがあれば、いつでもご意見いただきますようお願いします。
一昨日は、三重県の農林水産部の方に、かねてから検討していただいていました「小水力等利用発電」についての調査結果を持って来ていただきました。
小水力発電について4カ所,太陽光発電について1カ所の検討結果です。結論から言いますと,太陽光発電については補助金があれば採算が成り立ち、小水力発電は非常に苦しいということになりました。小水力発電が難しいというのは、本町は平坦地が多く、水量は問題ないとしても、高低差による位置エネルギーが活用できないことが問題なのです。
東員町としましては、太陽光や小水力など再生可能エネルギーを利用した発電を考えていますが、小水力は難しいとしても柔軟なエネルギー利用を引き続き模索していきたいと思います。メガソーラにつきましては、10~20haの範囲で検討が進められており、近いうちに詳細をお知らせすることができると思います。
先週19日土曜日は、TOINアーチで“いずみバーベキュー大会”が開催されました。スッキリとした晴天に涼しげな川風を感じる最高の天候に恵まれ、たくさんの皆さんに集まっていただきました。会場のあちらこちらで笑い声の聞こえる楽しいひと時を過ごさせていただきました。次の予定の都合で、少し早く退席させていただいたのですが、これからいずみの主力商品として売り出そうとしているパンやアイスクリームなども振舞われたそうです。
日曜日は、笹尾東4丁目のお祭りがありました。はぎ東公園に自治会内外からたくさん集まっていただきました。去年は、大雨に見舞われ残念でしたが、今年は最高のお祭りになったようです。高齢化の進んでいる笹尾地区ですが、大勢のこどもたちが参加しているのには驚きました。高齢者とこどもが入り混じって、大変な盛況でした。自治会長はじめスタッフの皆さんお疲れさまでした。
昨日は何と言っても、「 “金環日食”生で観たよ~」って言う人たくさんいるんじゃないかと思います。実は、私もリングをはっきりと観ました、メガネなしで。
厚い雲が出てきて、太陽がすっかり隠れていたので、少しあきらめ気味に出勤の支度をしていましたら、「見えるよ!」と言う妻の声に肉眼で雲の隙間を見てしまいました。
くっきりとしたリングを一瞬でしたがはっきりと目に焼き付けました。慌ててカメラを取りに行って写したのが、この写真です。チョット遅かった、残念です。
でも皆さんは、それぞれの思いでこの天体ショーをご覧になったことでしょう。私事で恐縮ですが、この日は長男の誕生日で、数百年に一度の偶然が重なったことに興奮しています。親バカで申し訳ありません。
5月16日から6月8日まで、町民ギャラリーを飾っていただくのは、笹尾西3丁目にお住まいの黒野さんの押し花アート(柳川おし花)です。
私たちが毎日の営みの中で感じている季節や自然の輝きと色彩を代表する草花を採取し、それらの個性に満ちた姿を大切に保存するため、押して乾燥させたものを押し花アートの素材として活用されてみえます。花の持つ自然の色を大切に使って完成された作品は、小さなキャンバスの中で、それぞれの花がその個性をダイナミックに主張している見事なものに仕上がっています。町民の皆さんにもぜひ立ち寄っていただき、ご覧いただきたいと思います。
町民ギャラリーは、始めてそろそろ1年が過ぎようとしていますが、町民のさんには大変好評をいただいており、たくさんの方から出展の申し込みもいただいております。また、折に触れて素晴らしい作品を見つけてこちらから出展をお願いすることもありますが、出展者も見学者も大変喜んでいただいております。
小さなきっかけから東員町の、そして町民の皆さんの文化力が向上していけば、この町は素晴らしい町になると思っています。文化力はその町の民度を表します。誰もが“小さな満足”を感じていただける東員町づくりに町民の皆さんとともに取り組んでまいります。
町内のいろいろな場所で才能を発揮していただいている方がたくさんいらっしゃいます。今年はそうした皆さんに集まっていただいて発表していただく場を設けようと検討しており、自治会長の皆さんにも相談させていただこうと考えています。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
三重県の山口スポーツ推進局長(今年新設)が、平成33年度に三重県で開催予定の第76回国民体育大会に対しての協力要請に来庁されました。今年は、岐阜県で第67回大会が開催されます。2巡目ということですが、前回は、昭和50年に第30回大会が三重県で開催されました。
国民体育大会といっても、今や国民の中で話題になることはあまりありませんし、大きな注目を集める記事になることもほとんどありません。マスコミやインターネットの発達とともに、世界中の話題が居ながらにして手に入る時代になったことから、私たちは、日本人のみならず世界で活躍するアスリートやスポーツ競技を楽しんでいます。また、どんな競技でも、自前の大会を持っており、そこが世界へ羽ばたくための登竜門になっていることから、国体の意義が以前に比べて薄くなっていると思います。
東員町では、生涯スポーツの裾野を広げるとともに、競技力向上も目指していけるよう、今までの体育協会、スポーツ少年団、フレンドリークラブの主要3団体をまとめて「スポーツ協会」を設立しました。いわゆる、総合型地域スポーツクラブを目指してのことです。さらに、新たな動きもありますので、三重国体を盛り上げる協力をしていくことも念頭において、検討していきたいと考えています。
町内では、町民体育大会について、自治会や町民の皆さんからいろいろなご意見を伺っています。私は、町民体育大会を町民の“祭”と捉えればいいのではないかと思うのですが、これについても、いろいろな皆さんのご意見も伺いながら、検討していきます。
私は、基本的にスポーツ大好き人間ですから、多種多様な機会が確保されることがいいと思いますが、今の時代ですから、行政としては、有効性についてしっかりと検証していかなければならないとも思っています。
新緑萌える皐月になりましたが、こどもの日の5日に、石川県小松市で「第14回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松」が開催されました。今年は、地元小松の子どもたちに加え、福井県坂井市丸岡町の子どもたちとともに東員町の松の会こども歌舞伎も招待いただきました。
小松市は、歌舞伎「勧進帳」の舞台となりました安宅の関があり、江戸時代から250年余の永きに亘り、脈々と“伝統芸能”「曳山子供歌舞伎」が受け継がれてきました。小松にある菟橋神社と本折日吉神社の春季例大祭を「お旅まつり」と呼んで、町内を渡り歩く曳山(神輿)を舞台としてこども歌舞伎が上演されます。現在では、8つの町が曳山を所有しており、「曳山八基曳揃え」で一堂に揃い、ライトアップされた曳山の上で、当番町(毎年2町)によるこども歌舞伎が上演されます。
今回の会場「こまつ芸術劇場うらら」は、会場としては東員町のひばりホールより一回り大きい850席ですが、驚いたことに、この劇場はほとんど歌舞伎専用に作られていることです。そして、小松の子どもが演じるのは、毎回必ず“勧進帳”なのです。小松の伝統を感じたのは、毎年行われるこのフェスティバルの出演者はオーディションで決定されるのだそうです。さらに、舞台に並んだ、歌舞伎OBによる楽隊や後見の皆さんに、歌舞伎が始まる前に圧倒されました。東員町ではなかなかメンバーが揃わないのが現状ですが、小松の250年の歴史を感じた瞬間でした。しかし、少子化の波は全国的なもので、やはり小松でもオーディションに応募してくれる子どもたちは年々減少しているようです。
東員町とともに招待されたもうひとつは、「日本一短い手紙」で有名になった福井県丸岡町の子どもたちで、喜劇を歌舞伎調に脚色した新作「春重四海波(はるをかさねてしかいなみ)」を演じてくれました。初演とは思えない、落ちついてしっかりとした素晴らしい演技でした。
ご承知のように、東員町は七世松本幸四郎丈生誕の地で、十八番が勧進帳の弁慶でした。そして、この勧進帳を全国に知らしめた功労者で、現在の九代目松本幸四郎丈や十二代目市川団十郎丈の祖父に当たります。そのため、毎年“勧進帳”が上演されている小松市には大変なご縁を感じました。この子供歌舞伎フェスティバルが永く続きますことをお祈り申し上げ、また今後も東員町も呼んでいただく機会があればいいと思います。出演者の皆さんお疲れさまでした。小松の皆さん本当にありがとうございました。
5月1日、国や地方自治体で、例年より半月~1か月早く、クールビズが始まりました。昨年の福島第一原発事故を受けて、原発に対する世論も厳しく、停止した原発の再稼働が難しくなったため、国内の原発のほとんどが運転停止状態でありますから、今年も節電が必要との判断があるものと思います。
環境省
5月ですから、暑い時もありますがまだまだ肌寒いときもあり、あまり無理をする必要もないと思います。本町では、2週間後の5月14日からクールビズの実施と適性冷房の推進を組み合わせた「エコオフィス運動」を実施する予定にしています。加えて、猛暑の夏に備えて、今年も南側の窓に「緑のカーテン」や「よしず」による遮光を行い、事務所内の省エネに務めたいと考えています。さらに、今年は事務所内の照明をLED電球に換える予定で、できる限りの省エネに務めてまいります。
このブログで何度もお伝えしておりますが、今年は、本町の可燃ゴミを9割削減を目指して、生ゴミ処理に向けての道筋をつけたいと考えています。昨年度には「生ごみ堆肥化検討委員会」を設置し議論を重ねるとともに、先進地視察にも出向いて検討を行っていますが、自治体全戸を巻き込んだ取り組みは、なかなか事例がありません。検討を重ねる中、障害となっていることは、「台所」から「収集」まで家庭で保管していただく期間、問題となる①腐敗②悪臭③虫がわくなどであり、これを解消できなければ全世帯で取り組んでいただけないということです。
検討を続ける中、今のところ最善と思われる方法は、家庭での生ゴミの水切りと、乾燥を徹底させることです。しかも、余分なエネルギーを使わず、誰でもできる簡単な方法であることが必要です。そこで、本町では、「生ゴミの水切り・乾燥」の安価で簡単で効果的な方法のアイデアを募集しようと考えています。「広報とういん」や町のホームページで詳細をお知らせしますので、たくさんの皆さまのアイデアをお願い申し上げます。
寒かった今年の冬で、桜の開花も遅れがちの4月も過ぎ、ようやく陽気も良くなってゴールデンウィークに突入しました。前半は天気も良く、気持ちのいい休日を皆さん過ごされたのではないでしょうか。
そんな中、 29日には東員町文化協会の定期総会が開催されました。今までご尽力いただきました鳥谷尾事務局長が勇退され、後任に平野義人氏が就任されました。鳥谷尾前局長にはほとんどボランティアでご尽力いただき、心より感謝申し上げます。昨年は、新しい自主事業として、「文化フェスタ」を開催され、失礼な言い方になりますが、思った以上の反響があり、大勢の皆さまに鑑賞いただきました。文化はその町の民度を表すと言われますが、東員町の文化行政の一端を担っていただき、大いに発信していただいており、私たちも大変喜んでおります。
翌30日には、中部公園管理棟前におきまして、いずみの皆さんが試験的にパンの販売を行いました。今年年頭から取り組んでいるパンの製造、どのくらいの完成度があるのか、皆さんに喜んで食べてもらえるのか、作っているみんなは不安を抱えているので、一度試験販売をしてみることにしました。この日は、6種類、約200個のパンが15分で完売という盛況ぶりでした。列を作って並んでいただいた皆さんで、買っていただけなかった方には大変申し訳なかったと思います。いずみの皆さんも、これで手応えを感じていただいたことですので、今後値段決め、販路開発、製造体制を整えることで前へ進めると思います。
この事業は、障がいをお持ちの方が働く場を確保するために取り組まれているもので、製造過程や販売過程において就業の場になります。また、販売する場は、外に向かって開かれた場になりますので、障がい者の方が社会で活躍していただくための第一歩になっていくものと確信しています。そのためにも固定した販売場所、人の集まる場所がどうしても必要になってくると考えていますので、町民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
東員町政策課広報秘書係
電話: 0594-86-2862
ファックス: 0594-86-2850
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