[2013年3月31日]
ID:3106
今年も残すところあと僅かになりましたが、私なりに「東員町の十大ニュース」を考えてみました。皆さんにも、良かったこと、悪かったことそれぞれ今年の思い出があると思いますが、思い起こしてみるのも一興ではないでしょうか。
3、東員町スポーツ協会を設立。(3月)
体育協会、スポーツ少年団、フレンドリークラブのスポーツ3団体を統合。 東員町のスポーツ施策を担う団体として活動いただきます。
6、「全国子ども歌舞伎in小松」に出演。(5月)
伝統ある小松市の子ども歌舞伎発表会に東員町の子供たちも招待を受け出演。
堂々とした演技を披露してくれました。
7、「やくばのしごと」発刊。(6月)
町民の皆さまに予算を中心に、政策などをわかりやすく解説した冊子を配りました。
以上です。
毎日寒い日が続きますので、皆さまににはご自愛いただき、良い新春をお迎えいただきますようお祈りしております。
日曜日(12月16日)は、毎年恒例の自治会対抗の駅伝大会が開催され、結果は城山3丁目自治会の3連覇で幕を閉じました。この大会は、来年2月に開催されます「美し国市町対抗駅伝」に参加する選手選考の参考にもなる大会です。寒風の中、選手の皆さんにはがんばって走っていただきました。
今回の大会では、世帯数の少ない筑紫自治会が25年ぶりに参加され、健闘いただきました。小さい自治会では選手を揃えていただくのが難しいのですが、来年もがんばってご参加いただけたらと期待しています。
3連覇を果たした城山3丁目自治会
また、この日は衆議院議員選挙が投開票され、結果は民主党の惨敗で終わりました。歴史的政権交代から3年余、多くの国民は新鮮な民主党政権に大きな期待を寄せていました。半世紀以上続いた、自民党政権に変わり、これまでとは違った国民のための政治に変えてくれると期待していましたが、危機管理の不手際や公約になかった消費税増税などが国民に受け入れられなかったのだと思います。
しかし、今回の結果は余りにも極端だと感じています。小選挙区制では多数党がより多くの議席を占めやすいことや、昨今では一票の格差の問題等もあり、選挙制度自体の問題もありますが、それでも、与党に比べ、野党第一党との議席数の差はあまりにも大きいと感じてしまうところです。
自民党からは 改憲の話しや、国防軍の話しなども話題になっていました。こうしたことについては、国内のみならず諸外国からもさまざまな意見があるかと思います。私は、子どもたちやお年寄りなど、弱者を犠牲にして守る平和はあり得ないと考えています。
今日の朝刊には「新政権 原発ゼロ撤廃へ」と出ていました。福島の惨状を見て、なお原発依存でいいのでしょうか。
代替エネルギーについても真剣に考えていくことも必要だと感じています。
いずれにしましても、私たちは、便利や豊かさを優先してしまうことに慣れすぎてしまいました。私たちはそろそろ自分の生き方を考え直す時期にきているのかもしれません。
今年も残すところ少なくなってきました。昨日、今年の漢字が発表されましたが、少し意外な感じでした。ここのところあまり良いイメージの出来事が無く「乱」とか「抗」などを予想していたのですが、負のイメージでない「金」で良かったと思います。
今、衆議院議員の師走選挙が行われています。候補者も忙しいかもしれませんが、私たち行政も12月議会の最中であり、その上期日前投票など選挙事務に人手がかかり、通常の仕事のやり繰りに職員も忙しく立ち回っています。
今議会では「雑紙回収事業」が大いに話題にのぼっています。このことに関しましては、10月の回収開始当初から、町民の皆さまからいろいろなご意見を寄せていただいております。
今回は、たくさんの企業の皆さまから善意の協賛をいただき、専用の雑紙回収袋を作成し、町内各戸に配布させていただきました。今回の取り組みによりまして、雑紙回収は町民の皆さまに一層注目いただくこととなり、その量はあきらかに増えています。
雑紙回収は、決してこの専用袋でなければならないことはなく、買い物した時にもらった紙袋で出していただいてもかまいません。それならば、今回の専用の袋は無駄な経費の支出ではないかとの指摘を今議会でいただきましたが、雑紙を資源として集め、可燃ゴミを減らすということを町民の皆さまに意識していただくための強いメッセージを込めたものとご理解いただきたいと思います。
本町のゴミ処理は、桑名広域でRDF(ごみ固形燃料)を製造して、隣接する県の発電施設で燃やして処理しています。皆さまご承知のように、県の施設は平成32年度をもって閉鎖されることが決まっています。その後の本町のゴミ処理につきましては、本町の喫緊の課題となっており、徹底的にごみを減らしていくことにより、地球環境負荷を少なくし、経費削減に寄与するものと考え、方針をお示しさせていただいたところです。
本町では、雑紙を可燃物として処理する費用として年間数千万円がかかっています。この雑紙を燃やさずリサイクルすることを徹底すれば、回収やリサイクル処理に投資する費用の何倍もの経費節減になります。こうした意識が町民の皆さまに浸透していったとき、専用の袋も要らなくなるのではないでしょうか。
さらには、今「生ごみ堆肥化検討委員会」で検討いただいている取り組みを実現させていただければ、東員町から排出されるごみはほとんど無くなり、1億円以上の経費節減になるものと考えており、町民の皆さまにはこれからもご協力をお願いいたします。
昨日(12月9日)、人権教育推進事業として、人権標語コンクールの表彰式と瑞宝太鼓公演会が文化センターひばりホールで行われました。
人権標語コンクールでは、東員第二中学校1年生・佐藤凌太さんの「大丈夫 一人じゃないよ みんないる」が大賞として選ばれました。他に、入賞5作品が紹介され、それぞれ表彰を受けました。彼らの思いは、誰もが問題や悩みを一人で抱え込まないで、みんなで考えていこうというメッセージが込められていました。人権標語コンクール入賞者の皆さん
引き続き、瑞宝太鼓の公演が行われました。瑞宝太鼓は、長崎県の知的障がい者職業訓練施設「長崎能力開発センター」のクラブ活動として発足、同センター終了後も和太鼓の好きな人のサークル活動の一環として続けられてきました。活動を続ける中、国内外、いろんなところから出演依頼が増加し、メンバーからの強い希望もあって、2001年4月これまでの仕事を辞めて、プロとしての道を選ぶことになりました。 2007年4月には、就労継続支援事業(A型)「瑞宝太鼓」に移行し、現在では年間160回の公演をこなしているそうです。特技・特性を生かし、自信と誇りを培い、自立した社会生活を目指して活動を続けています。
彼らの打つ太鼓の音は、正に心に響いてきます。彼らのプロフィールを入れながらの公演は、彼らが小さい頃に家族から離れ(施設入所)た寂しさを乗り越え、障がいを克服して必死に生きる姿が、人とは何か、障がいとは何か、生きるとは何かなど、人の根幹に関わるところで訴えかけてきます。毎日6時間の練習をするという彼らにとって、障がいはハンデではなく個性であり、プロの和太鼓奏者として立派に独り立ちしています。
残念だったのは、こんな素晴らしい演奏会なのに、会場に観客が少なかったことです。標語コンクールで中学生の表彰があるので、もう少し親子の参加者が多いのかと思っていましたが、残念というより、こんな機会はあまりないので“もったいない”という気持ちです。
義務教育ー高校ー大学ー就職という、今まで一般的だった人生の道筋が壊れかけています。大学を出ても就職がない。ニート、フリーターなど人生の目標が定まらない若者が増えています。年金制度は破綻寸前であり、政治は機能しない。私たちのこの社会はその制度を含め考え直さなければならない時期にきています。そのためには、私たちの考え方をリセットする必要があるのではないでしょうか。
瑞宝太鼓の皆さん
東員町政策課広報秘書係
電話: 0594-86-2862
ファックス: 0594-86-2850
電話番号のかけ間違いにご注意ください!