[2021年9月15日]
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令和2年10月1日からロタウイルスワクチン予防接種(定期接種)が始まりました。
ロタウイルス胃腸炎は、ロタウイルスによって起こる急性の胃腸炎で乳幼児期にかかりやすい病気です。症状としては、激しい下痢が何回も続き、嘔吐・腹痛・発熱などが伴います。体から水分や塩分が失われ、脱水症状になることもあります。程度によっては点滴や入院が必要になることもあります。ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染してしまいます。一生に何度も感染すると言われていますが、乳幼児期の初めての感染時に重症化しやすいため、これを予防することが目的ですので、早めに接種を完了させましょう。
ロタウイルスワクチンは口から飲む生ワクチンで、ロタリックスとロタテックの2種類があります。どちらのワクチンもすべてのロタウイルス胃腸炎を80%予防します。また重症化予防にも効果があるとされています。ワクチンを接種した後、ぐずり、嘔吐、下痢などの症状がみられることがあります。注意が必要なのは、腸重積症で、症状としては、激しく泣く、嘔吐する、血便が出る、ぐったりして顔色が悪い、などがあります。これらの症状が1つでもみられた場合はすみやかに医療機関を受診してください。
お子さんが以下の状態の場合には予防接種を受けることができません。
予防接種の後、まれに副反応が起こることがあります。
また、予防接種と同時に他の感染症がたまたま重なって発症する場合があります。(まぎれこみ反応)
接種後、高熱、ひきつけなどの症状があったら、医師の診断を受けた後、子ども家庭課へお知らせください。
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり生活に支障が出たりするような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
初回接種は、出生14週6日後(3ヶ月半過ぎ)までには受けましょう。
(腸重積症は、ワクチン接種と関係なく起こることがあります。月齢が上がるほど発症が多くなるため、腸重積症が起こりにくい低月齢のうちに限定回数を済ませましょう)
※初回接種の標準的接種期間は生後2か月から出生14週6日後までとしています。
ロタリックス(1価):出生6週0日後から24週0日後の間に 2回 接種
27日以上あけて2回
1回に1.5mlを経口接種します。
ロタテック(5価) :出生6週から32週0日後の間に 3回 接種
それぞれ27日以上あける
1回に2.0mlを経口接種します。
東員町子ども家庭課児童福祉係
電話: 0594-86-2872
ファックス: 0594-86-2851
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