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平成23年7月

[2012年3月31日]

ID:2011

町長ブログ

東員町長水谷俊郎のブログ

平成23年7月29日 花卉クラブの皆さん

 東員花卉クラブの皆さんによって、役場玄関前のロータリーがいつも花で飾られています。色とりどりの花が、訪れる皆さんの心を和ませてくれます。

役場ロータリー

 花卉クラブの皆さんは、現在、町の施設であるガラス温室・ふらわぁ~びれっじの花卉棟を活用して花づくりに取り組んでいただいております。失礼な言い方ですが、花卉クラブも高齢化が進んでいます。しかし、20数名の会員の皆さんは、歳を感じさせない若さを保っていただいており、やはり、仲間同士が集って楽しく活動していただくことが秘訣ということを証明していただいています。

 東員町はこれから急激な高齢化を迎えます。ここ3~4年の内に4人に1人が65歳以上ということになります。こうした状況から、高齢者の皆さんに元気でお過ごしいただくための政策を考えていかなければなりません。そのためには、高齢者の皆さんの交流の場・活動の場・働く場を用意することが必要です。

 既存の高齢者関連諸団体はもちろんですが、広く町民の皆さんの多様な活動とも連携させていただく中で、誰もが生き生きと暮らせる生活環境をつくっていかなければならないと考えています。町民の皆さんのアイデアなどで活動の場が広がったり、福祉や環境政策の中で働く場が創出されたりといったことが考えられます。

 行政といたしましても、町民の皆さんからいろいろなアドバイス・アイデアをいただきながら、これからの難局を乗り越えて、次の世代にこの素晴らしい東員町を引き継いでいくため、全力をあげる所存でおります。

 なお、ふらわぁ~びれっじでは、毎月第1・第3日曜日、午前8:00~10:00に朝市を開催しております。全て、ボランティアで運営していただいておりますので、皆様には多少のご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご理解いただきたいと思います。

 また、8月12日(金)午前9:00~14:00ごろまで町主催の「朝市祭り」を開催します。お盆の花や夏用の品物が並びますので、ぜひ起こしいただきたいと思います。

平成23年7月27日 cittaslow

 “チッタスロー”という言葉をご存知でしょうか。私も友人から聞いたものですが、イタリアで始まった、小都市のための小都市の運動で生活の質の豊かさを求めた運動だそうです。これは同じくイタリアで始まった「スローフード」を拡張した運動で、「質」「多様性」「感性」「楽しみ」といったスローフードの理念をまちづくりにまで広げようと1999年に結成した、小都市が発信する率先運動です。(図はシンボルマーク)

Citta Slow

 現代の標準化、効率化によって失われた街の個性や固有の文化・生活のリズムを守るという考え方が根本にあるようです。この運動に参加できるのは5万人以下の街で、登録後“チッタスロー憲章”に則ったまちづくりを自ら義務付けなければなりません。設置されるスローシティの度合いを測るための評価基準は、環境保全のほか市民の意識、観光、景観など多岐にわたります。
 現在、イタリアをはじめスイス、クロアチア、ドイツなど約100の自治体が加盟して交流を深めており、この運動は世界中に広まりつつあります。

 日本でも、今年起きました東日本大震災やその関連の福島原発の事故から、国民の意識も、被災地の早期復興を望むとともに、節電や省エネなど、これまでの成長路線から方向転換をしているように感じます。

 今回の災害で、どんな技術があっても、どんな強固なものを用意しても自然の力にはとても及ばないということが、いやというほどわかったと思います。これからの日本は、持っている高い技術力を生かして、いかに自然とうまく付き合っていくかということを考えていかなければなりません。私たちのライフスタイルも当然のことながら変わっていくことでしょう。

 これからは、地域の電気は地域で発電するような時代になっていくでしょう。生ゴミは堆肥化して土に返す、燃えるゴミは極力出さない、できるだけガソリンを使わない乗り物を利用する、などの努力、そしてできるだけコンパクトな生活環境を作り出していくことが大切ではないでしょうか。
 本当の豊かさとは何か、私たちは本気になって考える時期がきていると思います。

平成23年7月25日 ゲリラ豪雨

 7月25日、未明から降り出した雨に、あっという間に大雨洪水警報が出て、「午前7時ごろには町内あちらこちらで水路が溢れている」「道路が冠水した」などの情報が次々に入り、役場職員は早朝から現場を飛び歩いて、慌ただしい週明けとなりました。

 この雨、早朝の数時間に集中したゲリラ豪雨というもので、この短時間でも、結局町内で床下浸水の被害がでました。一時、北勢線も停まってしまいましたが、8時ごろより晴れ間が覗く夏空が、蒸し暑さとともに戻ってきました。 しかし、午後3時には再び大雨洪水警報が発令され、5時前には北勢線も再び停まってしまいました。この雨は東員町、桑名の一部、いなべの一部の狭い地域に集中しているようで、これが最近の雨の特徴だそうです。

 最近は世界的に異常気象が起こっており、世界各地で甚大な被害がでています。人類はあまりにも急激に地球環境を壊してしまった、そのことが大きな原因だと思います。全ては人類のオゴリからきています。東日本大震災のことでもわかるように、人間は決して自然の摂理に抗うことはできません。自然に逆らわずに、いかにうまく付き合っていくかが人類の知恵ではないでしょうか。

 前にも述べたと思いますが、原発も太陽系の自然の摂理には反する行為です。太陽は“核融合”で私たちはその摂理によって生かされています。しかし、原発は“核分裂”です。必ずいつの日にか重大な不都合がでてくると思います。エネルギー事情を考えたとき、今すぐ原発を切ることはできませんが、徐々に原発依存から脱却して、地熱発電や地震エネルギー発電など、新しい技術の開発を早急に進めなければなりません。また、蓄電技術は大きな課題です。

 我々地域に住む者にとっては、近いところで、送電ロスの少ないところで地域発電の道を探る必要があります。太陽光や風力だけでなく、地域に存在する材料を有効利用して、自分たちのエネルギーを確保していく政策を模索していきたいと思っています。

冠水した道路

平成23年7月22日 提言箱

 町民の皆さんから、町政についての提言や意見、役場の対応、皆さんの要望などを気軽に書いて出していただくポストを用意しました。名付けて『つぶやきポスト』、役場玄関入った正面に大きな顔して座っています。

提言箱

 このポストは、役場若手職員による力作で、町民の皆さんにとってわかりやすく親しみやすいことを念頭に製作していただきました。皆さんの普段思っていることを気軽に書いていただければ、私たちはそれを参考にさせていただきます。ただし、どんな意見があったかは公表しませんので、そこのところはご理解いただきますようお願いいたします。

 若手職員の意欲ある提言によって、役場の雰囲気やあり方がこれからどんどん変わっていくと思います。明るい役場、キレイな役場、気軽に立ち寄れる役場、親切な役場などを目指して改善を続けていきますので、町民皆様のご協力もよろしくお願いいたします。

  なお、東員町役場も、この時期の節電、省エネ運動を展開しておりまして、南側窓口にスダレや緑のカーテンを設置して夏の直射日光を避け、室温の上がるのを抑えています。夏の電力不足に対応すると共に、経費を抑え節税にもなると考えております。また、見た目もなかなか涼しいものですよ。

スダレと緑のカーテン

平成23年7月21日 セルビアからの来訪者

 7月21日、セルビアからとっても可愛い来訪者がありました。ダニエラ・アーシックさん18歳、私の娘と同い年の素敵なお嬢さん。ライオンズクラブの青少年国際交流事業の一環として、毎年行われている行事のお客様として2週間ほど東員町の近藤義憲町議会副議長の家にホームステイされています。

 彼女の国は、近年紛争が絶えない東ヨーロッパに位置し、日本でも有名なサッカー・名古屋グランパスのストイコビッチ監督の母国です。国としての経済状況はあまり豊かではありませんが、税理士の父と弁護士の母との愛情を受けて育った家庭は富裕層でしょう。

 彼女は語学に興味を持っていて、英語、ドイツ語、イタリア語など5カ国語以上の言葉を話します。世界中を回って、どんどん自分にとって新鮮な異文化に触れてみたいし新しい友だちをいっぱいつくりたいと抱負を語っていました。

 私ごとで恐縮ですが、私の娘も語学に興味を持っておりまして、今年その方面の大学へ入学できて、頑張っていることと思っています。娘も何カ国かに友だちを持っており、ダニエラさんと会って話せば意気投合するだろうなと思いましたが、遠くにいるので残念です。

 これからは東員町も国際交流を盛んにして、世界で活躍する人材を排出するような取り組みをしていく、そんな時代に入っていると思っています。ライオンズクラブの皆様の取り組みに敬意を表しますとともに、これからの取り組みには町民の皆さんのご理解ご協力が必要ですのでよろしくお願いいたします。

セルビアからの来訪者

平成23年7月20日 読み聞かせ

 7月20日、岡野教育長とともに『朗読ひばりの会』の皆さんと話し合いの場を持たせていただきました。
話し合いの前に、絵本や紙芝居の読み聞かせをメンバーの皆さんの生の声で聞かせていただきました。子どものときの記憶はあるものの、久しぶりの絵本だったのですが、とても新鮮に拝聴することができました。手づくりの紙芝居もあり、臨場感のある大変すばらしいパフォーマンスを見せていただきました。

 会員の皆さんは、ほぼ毎日、主婦家業も忘れてしまうほどのハードな練習をこなしてみえます。今回見せていただいたのは、大きな絵本、紙芝居、ロール絵本の3本立てでしたが、日ごろの質量とも大変高い練習に裏打ちされた技量はすごいものがあり、大いに感動させられました。
 「私たちはどこへ出ても恥ずかしくない。」とおっしゃっていただく自信は本物だと確信しました。ぜひ、いろいろな場面で活躍いただきたいと思っています。

 最近の子どもたちはテレビゲームなどに慣れてしまって、心の面で心配なところがありますが、こうした取り組みを通して生きる力を養ってもらいたいと思います。
 東員町は、各学校で朝読書の取り組みをしていただいており、その取り組みの成果だと思いますが、ひばりの会の皆さんが読み聞かせに学校を訪問していただく際にも、「子どもたちの目が輝いてくる。」「真剣に受け入れてくれる。」などのうれしい報告をいただいております。

 この『朗読ひばりの会』は20年の歴史を持ち、今では東員町が誇るすばらしい会に成長していただきました。来る8月9日には、笹尾西小学校での夏休み登校日の日に、会員の岩田様による「四日市空襲体験談」の読み聞かせが行われます。岩田様は、実体験として四日市で空襲に合われており、その恐ろしさ、惨状などが臨場感あふれんばかりに語られることで子どもたちに争いの悲惨さや醜さなどが伝わるものと思います。語り手の岩田さんは「伝えられるうちに伝えたい。」と張り切ってみえます。

 その他にも、東員町に古くから伝わる民話なども手がけられており、会員の皆さんの取り組みは町内の小学校のみならず、広く子どもや高齢者の皆さんの中で大きく花を咲かせていただきたいと願うものです。どうか、皆さんお若いうちに後継者をお育ていただき、この取り組みを後々まで続けていっていただきたいと思います。

 

絵本の読み聞かせ

平成23年7月18日 なでしこジャパン

 なでしこジャパンが何と世界を制してしまいました。快挙です。
正直言って、日本の女子サッカーがこれほど強いという認識はあまり持っていませんでした。また、女子サッカーのレベルがこれほど高いという認識も、大変失礼ながら、やはり持っていませんでした。

 今、コパアメリカ(南米選手権)がアルゼンチンで行われています。優勝候補のブラジルもアルゼンチンもチリも、強豪と言われたチームはベスト8で姿を消してしまいました。しかし、こちらはさすがにおもしろいと思って見ていましたが、なでしこジャパンの試合は、ほぼ初めて観ましたが、なかなかの内容があったと思います。

 日本は東日本大震災で受けた傷痕を癒し、復興にむけて立ち上がろうとしているこのタイミングで、この快挙の朗報は、被災地の皆さんだけでなく、日本人みんなに勇気と元気をもたらしてくれました。ほんとうにありがとう。

 男子サッカーの方は、昨年のワールドカップで見事予選リーグを突破して見せましたが、これからは、女子を見習って更なる上を目指すことになるでしょう。海外へ移籍して、より高い環境へと挑戦する逸材も多くなっているので、楽しみは多いと思います。

 久しぶりにスカッとする出来事でした。

平成23年7月14日 全国大会出場表敬訪問

  7月13日、全日本小学生女子ソフトボール大会に出場する『東員エンジェルススポーツ少年団』の皆さんが出場報告に来ていただきました。今年の大会会場は三重県で、7月30日から8月2日にかけて熊野市のグラウンドで行われます。杉谷象八監督と真っ黒に日焼けしたかわいい選手たちは元気いっぱいがんばってくれるものと思います。

  同席した岡野教育長から、「楽しんでくること」「他の地域の選手たちと仲良くなってくること」「監督やお父さんお母さんに感謝すること」などの言葉をかけていただきました。全国大会出場などなかなかできないことですので、精一杯楽しんで来てもらいたいと思います。

  このチームが全国大会に出場するのは今回で2回目だそうで、前回は1回戦敗退だったので、まずは初戦突破、そして、その次の相手が前回の大会で敗れた相手ですので、どうしても勝ち残りたいと杉谷監督は抱負を述べていました。最後に、松島優月キャプテンの掛け声に合わせて全員で気勢を挙げ、必勝と怪我のないよう祈りました。

 

東員エンジェルス

平成23年7月13日 生ゴミをなくせ

 『生ゴミをなくせ!』ということで、有機農業、堆肥・育土の専門家で農業博士の橋本力男先生を津市白山町に訪ねました。
 橋本先生は「土壌の健康」が農業の根底であるとの信念から、自然の材料を活用した堆肥づくりに取り組んでおられます。その行動範囲は、日本だけでなくボリビアやフィリピンなど海外へも技術移転の影響は及んでいます。
 東員町では、年間排出される可燃ごみ(全体の82%)の量は約4500t、そのうち生ゴミは53%、約2400tです。(平成21年度)
 この生ゴミは水分量が90%を超えているので、臭い水をパッカー車が運び、焼却炉で重油を加えて「汚水」を燃やしているのと同じことなのです。
 日本では、事業所から出る生ゴミは「食品リサイクル法」により80%利用されていますが、家庭から出る生ゴミは5.7%のリサイクル率にとどまっており、94%以上が焼却処分されています。(平成19年)
 韓国は90%、ドイツなどが60~70%堆肥化して利用していることと比較すると雲泥の差です。

 ゴミを「ゴミ」として焼却するのか、「資源」としてリサイクルするのかは、町民の皆さんも真剣に考えていただかなければならないことだと思います。

 生ゴミを減量化してリサイクルしていくという政策を事業化していくことになりますが、ここで重要なカギは「生ゴミを腐らせないで集める」ことです。家庭で生ゴミの堆肥化一次処理をするとき、異臭がするとかウジがわくとかいったクレームが出てくるのは、腐敗している証拠なのです。腐った生ゴミからは良質の堆肥はできません。逆に言えば、正しい処理を行えば、主婦の皆さんが嫌がる臭いもしないしウジもわかないということになります。

 あとは一次処理の方法ですが、町民の皆さんに推進協議会(仮称)をつくって議論をしていただき、次に地域モニターで実験・データ取りを行って、結果を見て全戸での取り組みへと進んでいくことになります。基本的には、一次処理した生ゴミは、家庭で処理するのではなく、定期的に取りに行くということを考えています。そして、2次処理を行うためのストックヤードを確保し、健康な堆肥を作っていきます。これに、公園や庭園から出る草や木の枝・葉などのチップを混ぜるなども考え合わせれば大変効率的になります。

 ともかく、ゴミを減らして環境負荷を減らすとともに、行政コストの削減も皆さんの力をお借りして成し遂げていきたいと思います。ご協力お願いいたします。

橋本力男先生を訪問

平成23年7月11日 ガラス温室バリアフリー

 7月10日(日)、朝8時前から町のガラス温室(ふらわぁ~びれっじ)展示棟のバリアフリー化のための作業が始まりました。建設産業課の職員と町民ボランティア、合わせて20名ほどが結集、梅雨明けの暑い夏空のもと、健康な汗を流しました。

 池があり、砂場があり、段差がありといった状況で、どんな人が入ってきても安心で安全であるといえる場所ではありませんでした。月2回、朝市を開催している場所ですが、危険がいっぱい、ホコリがいっぱいといった会場で、衛生面、健康面、安全面で不安が多い会場でした。

 縁石や縁石ブロックをハンマーで壊し、そこに敷かれていた砂とともに池を埋めました。擬木のコンクリートの椅子やヤシのような木も引き抜いて、場所を平らにしました。午前中いっぱいかかった作業も参加者のすごいがんばりで、会場が広く使えるようにしてもらいました。まだまだ、砂を固めただけなので、今後砕石を入れて固める必要があります。生コンまではおカネがありませんので、今のところ難しいと考えています。

 これで、とりあえずは8月12日(金)9:00~14:00の町主催『朝市祭り』には間に合ったと思います。昨年は、土砂降りの日に当たり、会場に入ってもらえず外のテントで販売していただいた方もみえ、出店者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。しかし、今年は全員中に入って出店していただくことができます。休憩していただける場所も確保できました。

 この件に関しましては、前にもブログでお伝えしましたように、税金を投入して建設したものの、もったいなくも遊んでいる施設を有効に利用していくため、町民有志の皆さんにお世話をおかけしているものです。コンセプトは、これから急増する高齢者社会を見据え、町民の交流の場づくりです。その取組みの中から出てきた“朝市”ですが、会場としては最悪です。ホコリは多い、段差はある、池のような危険個所はあるなど。この改善のための予算を6月議会で70万円ほど付けましたが、一部の議員を除いて反対の議員によって否決されてしまいました。

 しかし、危険なままにして置くわけにはいきません。来ていただいた方の危険度を少しでも取り除いておくことは行政としての責務です。一度も現状を見ていない議員もいます。ボランティアで汗を流していただいている方たちとの接触が全くない議員もいます。説明をしにこないから反対だと言っている議員もいます。だったら、なぜ反対なのかを町民に向かって堂々と説明していただきたいと思います。

 

ガラス温室バリアフリー化作業

平成23年7月9日  防災危機管理セミナー

 7月8日金曜日、津で、東日本大震災を受けて「防災危機管理セミナー」が開催されました。
講師には、群馬大学大学院教授で「釜石の奇跡」と呼ばれる、釜石の子どもたち3000人を救った片田敏孝教授で、「東日本大震災の教訓 ~自らの命を守ることに主体的たれ~」と題した講演でした。

 今回私が注目したのは次の2点でした。

 一つは、キーワード「想定外」で、今回の震災は1000年に一度の大震災で想定を超えていたという言い訳に対して、想定とは何なのかという問題提起です。 ギネスにも取り上げられるような巨大な防潮堤を造って、それでも足りなかったというならば、どれだけのものを築かなければならないのか?投資対効果は?想定をどこまで見直すのか? 先生は、今回の大震災で明らかになったのは、「想定にとらわれすぎた防災体制」であったことが大きな問題だったと結論付けられました。

 行政は災害から完全に住民を守ることはできない、自らの命を守るのは自分自身しかないと言うのです。ハザードマップは当然作らなければなりません。しかし、それを鵜呑みにせず頼ることなく、その場その場でできることの最善を尽くすことが命を救うことなのです。最善とは率先して避難することだそうです。今回、ハザードマップで浸水とされた地域の外側で多くの貴い命が奪われたということが、残念ながら先生の言葉を裏打ちしています。

 二つ目は、今回の大震災で、釜石の小中学校へ通う子どもたち約3000人が無事だったということです。
 先生は、小中学校の子どもたちに徹底した防災教育で「避難3原則」を頭の中にたたき込みました。「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」で、今回見事に実践してみせ、学校にいた全員が無事難を逃れました。中学生が、学校にいた小学生や大人たちを巻き込んで指定された避難所まで駆け上がりました。しかし、ここでも不安と見るや、もっと高台にある施設を目指して走り出し、みんなが付いていって間一髪助かったというものです。

 この子どもたちを見ていると、“災害から身を守る”という、まさに生きる力を実践的に学習して養ってきたことが実を結んだということですが、私たち大人が見習わなければならないほどの生きた学力をもつけているということです。子どもたちが本当の意味で力をつけるということはこういうことなのではないでしょうか。何か教育の真髄を見たような気がします。

 今の文部科学省の方針はブレ続け、学習指導要領も最近また変わり、学力をつけることだけに走りすぎ、本当の生きる力、自分で考え、判断する力を教える教育が欠けているのではないかと思います。これからは、本当の意味での教育のあり方が問われています。東員町は「生きる力」を養う教育の方針です。これは、保護者の皆さんも、自分の子どもたちを信じ、学校を信じていただき「いい大学へ行くため」ではなく「自分の力で生きていくため」の取り組みに一緒になって参加していただきたいと思います。

片田敏孝教授
セミナーの様子

平成23年7月7日 ゴミ減量作戦

 生ゴミの減量化に取り組んでいる鳥羽市から、台所流しの排水口にたまった生ゴミの上に置いて水分を切るための“重り”のサンプルをいただいて、2名の方に1カ月実験していただきました。排水口の大きさにピッタリ合う形状の5kgの重りです。

 その結果、約18%程度の水分を減らすことができる効果がありました。東員町の生ゴミ排出量は年間約2400t、その内水分は80%ですから、約360tの減量効果になります。また、生ゴミを堆肥化させる際、余分の水分は邪魔になりますから、そのためにも水分は切っておく必要があります。

 次に、堆肥化させるという作業になるわけですが、これについては、町内でもいろいろ取り組みがなされており、誤解を恐れずに言えば、どんなズボラな人でも取組んでいただける仕組みにしないと普及しません。今、庁内でいろいろ実験をしながら最も良いと考えられる方法を模索しています。

 ゴミ減量化は、町民全員で取り組んでいただかないと何の意味もありませんから、最終的には町民皆さんで選択していただくことになります。みんなで考え、みんなで取り組むゴミ減量作戦です。よろしくお願いいたします。町の行政コストの削減のために。

生ゴミの減量化

平成23年7月1日 庁内改善プロジェクトチーム提言


 昨日は、庁内改善プロジェクトチームで検討いただいておりました事案につきまして提言をいただきました。職員の若手で編成しましたグループが約1カ月かけて議論して提案してくれました。

 町民の皆さんからは、役場の窓口や電話での応対などに対していろいろご注文をいただいております。こうした皆さんの声に応えられるよう、職員共ども留意していきますのでよろしくご理解いただきますようお願いいたします。

 内容につきましては、
1) 玄関入ったところに皆さんが自由に提言や意見を投函していただける提案箱(つぶやきポスト)を設置します。
2) 窓口に相談に来ていただいて、すぐに回答できないような場合ができたときには、期限を付けて(原則3日以内)回答します。
3) 来年度予算から、予算や事業の計画を町民の皆様に知っていただくため、わかりやすい説明書を作成して全戸配布します。
4) 職員がいつでも業務やサービスの改善について提案できる仕組みをつくります。
5) 庁舎内の美観と業務の効率化のため、整理整頓を行います。
6) 町民の皆様へのお知らせの掲示板等の有効な場所を確保します。
7) 業務を整理し、組織を柔軟にするなど、時間外勤務などを減らして経費の削減につなげる。

など、19項目の提言がありました。

 これを元に、総務部で検討を加え、町民サービスの向上と、業務の効率化に務めるよう取り組んでいきます。すぐに取りかかれるものもありますが、時間のかかるものもありますので、長い目で見ていただきますようお願いいたします。

クワガタ

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東員町政策課広報秘書係

電話: 0594-86-2862

ファックス: 0594-86-2850

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