[2021年9月28日]
ID:2706
町内の各所に「消火栓」が設置されています。
消火栓の近くに下の写真のような赤い箱が設置してあるのをご存じでしょうか。
この赤い箱は「ホース格納箱」といいます。
中には
もちろん、この道具を使わなくてもいいように、火災を未然に防ぐことが大切です。
「消火栓」は「消火活動に必要な水を供給するための設備」です。「消防法」という法律に定められた「消防水利(火災対応時の水源)」の一種です。これらは一定の基準に従って設置がされており、町内に約900カ所あります。
消火栓に隣接して設置してあるホース格納箱に入っている道具は、誰が使うものか知っていますか?
答えは、消防署でも、消防団でもありません。
これらの道具は
火災が起きたときに、皆さんに使っていただくために設置しています。
火災が発生したときは「初期消火」が行われるかどうかが被害の程度に大きく影響します。実際に、これまでに発生した火災のうち、地域の方が初期消火を行って鎮火した例が多数報告されています。
地域の方が消火栓などを使用して初期消火を行った場合、消防署や消防団が火災現場に到着し、現場を引き継ぐことが基本となります(一部例外もあります)。
近いうちの発生が危惧される東海・東南海・南海地震や直下型地震など、巨大地震が発生した場合、併せて町内の至る所で火災が発生する可能性があります。広範囲に被害が広がると、消防署や消防団だけではすべての火災に対応することが難しくなるかもしれません。
そんなときにこそ、一番身近な地域の方の初期消火がとても重要になります。
ホース格納箱に設置されている道具は、災害時に備えて普段から自警団や自主防災組織の皆さんに管理や点検をお願いし、ホース格納箱が劣化してきた場合などは、自治会の皆さんに交換作業をお願いしています。
東員町総務課防災対策室
電話: 0594-86-2824
ファックス: 0594-86-2851
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