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平成26年6月

[2015年2月27日]

ID:4108

町長ブログ

ブログ

平成26年6月24日 道徳教育

 6月21日(土)、私が出席させていただいた民間主催の催しの中で、道徳教育の必要性についての議論がありました。そこには、参議院議員の衛藤晟一議員も参加されていましたが、自民党系の議員を中心に、安倍首相肝いりの道徳教育、その必要性が論じられていました。

 私は、道徳心が教えられることによって身につくものとは考えていません。子どもたちは常に大人、特に親の姿を見ています。今の社会で起こっていることを子どもたちはしっかり注視しています。子どもはわかっていないと思ったら大間違いです。

 今、東京都議会での女性議員に対するヤジ問題が世界中の話題になっています。差別的なヤジは、当然のことながらあってはならないことですが、それよりも、もっと罪深いのは、ヤジを飛ばした張本人が隠蔽しようとしていることです。
 昨日、やっとひとり名乗り出ました。しかし他の人は、このまま嵐が過ぎ去るのをじっと待っているように思えます。
 私の娘に聞くと、娘のまわりでもこの問題に大きな関心を寄せていて、子どもたちもこうした大人の世界に大きな憤りを感じています。これが、子どもたちに道徳教育をしなければならないと言っている、選挙で選ばれた大人たちのやることですから。

 本町では、今年度末の完成に向けて、「子どもの権利条例(仮)」づくりが進められています。その中で行われた子どもたちへのアンケート調査に、子どもたちの意見、考えがたくさん書き込まれています。そこには、身勝手と子どもたちが思う大人の姿がしっかり綴られています。

 子どもが育っていく過程で、生まれてから3歳までの時期が、その子の人格を形成する最も大切な時間だと言われています。その時期は、(スキンシップなど)物理的にも親の愛情をしっかりと注がなければならないのですが、最近のニュースでは、育児放棄、虐待、子ども殺しなど、考えられない事件が多発しています。子どもたちは、そうした大人の身勝手な行動をしっかり見ています。

 道徳だけでなく、子どもたちは、社会生活を営む上で身につけなければならない基本的な術は当然学ばなければなりません。それは、本町が目指す、子どもたちが身につけなければならない「生きる力」であり、自分で考え、自分で答えを出すしかないものだと思います。

 安倍政権になってから、道徳教育、愛国心教育など、教育現場に政治が介入してくるようになりました。前にも述べましたが、愛国心のない国民などどこにもいないと思います。しかし、そこに政治が介入してくることによって、矛先が外国に向かえば、危険な状況が生まれます。特に、今の安倍首相は、近隣諸国を刺激するような言動が目立つとともに、国民合意のない「特定秘密保護法」を成立させたり、憲法改正を議論することなく、その解釈変更の禁じ手によって、集団的自衛権による武力行使容認を認めさせようとするなどの危うい動きをしています。

 私たち大人は、小手先の手法ではなく、自分たちの生き様を、自分の背中を子どもたちに見せることによって、子どもたちに学ばせるという、堂々とした態度が必要なのではないでしょうか。

平成26年6月18日 少子化

 今年、鈴木知事の肝いりで、「三重県少子化対策推進県民会議」を立ち上げ、新たに「子ども・少子化対策計画(仮称)」を策定することになったようです。同会議は、有識者や医療、教育、子育て等の関係機関の代表者のほか、企業や子育て経験者などで構成される予定です。その中へ、町村会から私も参加するよう要請があり、今日(6月18日)県の少子化対策課長が、趣旨などの説明に来られました。

 県がどういう落とし所を考えているのかわかりませんが、少子化そのことだけを議論していても、何も変わらないと思います。また、国が本気で、有効な対策を打ち出してこなければ、すなわち、国の制度が変わらなければ、本当に対策など出てくるはずがありません。

 この国の制度は、人生60年に合わせた設計になっており、明治維新のときに出されてから100年以上変わっていません。しかし、現在は人生80年の時代です。年金問題、労働問題(定年、ニート、労働者不足など)、少子化問題など、その制度設計のギャップが現在の問題点となっています。こうしたことを議論しないで、少子化対策などありえないと思います。

 諸外国で少子化対策が功を奏して、出生率が改善している国を見ると、女性の社会進出が増えており、そのための社会制度を国策として構築しています。オランダなどでは、パートタイムの働き方を正式に認める社会制度を構築して、男女を通して働き方の多様性が認められるようになっており、子どもができたとき、どちらかの親が、いつも必ず子どものそばにいることが可能な社会になっています。

 ともかく、生活の不安を少なくすること、安心して子どもを生み、育てることのできる環境を整えることです。ワークシェアリングなど働き方の多様性を認めていくこと、年金制度を見直して、若い人の将来不安を払拭することなど、社会の制度設計を見直す国の本気度が試されているのではないでしょうか。

 今日の新聞に、政府は憲法解釈の変更で、集団的自衛権の行使容認を盛り込んだ閣議決定案を提示したことが載っていました。憲法改正を行わないまま、戦争に向かうことができる国に変えてしまう、こんなことが許されていいのでしょうか。子どもを持つ親の将来不安はとても大きくなっているのは事実です。徴兵制が復活するのではないか、自分の子どもが戦場に駆り出される時代が来るのではないかと。

 こんなイレギュラーなことで国の姿を変えようとするのではなく、現代社会の課題、特に影の部分に正対し、将来あるべき日本国の設計図を描くべきです。小手先の少子化対策など、何の役にも立ちません。必要なのは“本気”だけです。

平成26年6月9日 マルシェ

 6月7日(土)、中部公園において、マルシェ(市場)が開催され、80区画ほどのブースが立ち並び、朝からたくさんの入場者で賑わいました。

 梅雨の時期に入り、当日未明には少しですが雨が降ったようで、天候が心配されましたが、マルシェ開催の時間には晴れ間も覗くようになり、10時のオープン当初からたくさんのお客さんで人だかりができていました。役場の駐車場も隙間なく車で埋まるほどの盛況でした。

 今までも、中部公園では商工祭などのイベントが開催されており、たくさんの入場者をみておりますが、今回のマルシェの特徴は、若い人が圧倒的に多いということでした。それに、町外からのお客さんも多く、とても活気に満ちたイベントとなりました。

 今回のイベントは、本町観光協会の主催で、アントムサイド(カジュアルウェア販売)が運営を担当しました。午前10時から午後4時まで、多少の波はありましたが、人が途切れることなく会場を埋めており、主催者発表で7000人の来場者だったということです。

 このイベントは今秋にも計画されるということですが、行政としては、公園を会場として貸しているものの、公費の支出もなく、民間力によってこれだけの若者を集め、東員町をアピールできたということになります。これからは、こうした民間との協働が、いろいろな場面で必要になってくると思います。

マルシェ
店舗

平成26年6月2日 市民活動&こども歌舞伎

 5月31日(土)、三重県で始めて認定NPO法人を取得した「みえきた市民活動センター」の祝いと満10周年を記念したパーティが、くわなメディアライヴで行われ、桑員地域で活動しているたくさんの団体の皆さんが集まって喜びを分かち合いました。

 成熟社会に入った日本では、人の思い、活動は多様化し、従来の行政サービスだけでは満足されない時代になっています。そんな中、たくさんの皆さんが、市民活動、趣味等のサークル、ボランティア団体などで活動されていますが、こうした皆さんの自主的な活動は、地域の持つ魅力を増幅し、住民の心を豊かにしてくれています。こうした市民活動を行う団体にとって、資金集めやつながりづくりは、特に立ち上げ期などでは大変な苦労となっています。

 東員町でも、こうした団体を支援する仕組みづくりが重要であると考えています。社会貢献や人の心を豊かにする活動など、人のためになる活動をしている皆さんは、他の人から応援してもらうことで元気をもらい、さらに成長できるものです。そのための、行政・市民の取り組みを、きちんと役割分担を明確にしながら、早急に整備しなければならないと考えています。

  6月1日(日)は、東員町文化センター・ひばりホールで第19回こども歌舞伎公演がありました。今年から観劇料をいただくということで、入場者数が心配されましたが、入場券は完売し、満席になった観客の前で堂々とした演技を見せてくれました。

 演目は「仮名手本忠臣蔵《三段目 勘平駆けつけの場》」と「義経千本桜《釣瓶鮨屋の場》」の2題で、中でも後者は90分の長丁場で、指導いただいている市川梅香先生も「大人が演じるのも大変な演目だが、子どもたちが演じ切って、お客さまに喜んでいただいて良かったと思います」とコメントいただいているように、堂々とした演技が光った公演でした。

 私は、就任して以来ずっとこのこども歌舞伎を拝見させていただいておりますが、年々子どもたちの演技が堂々としたものになっており、演技もスキルアップしているように感じました。おそらく、見事に演じ切った子どもたちは充実した達成感を味わっていると思います。

 近年日本では、自己肯定感を持てない子どもたちが増えていますが、こうした達成感を感じる取り組みは、自身につながり、子どもたちの自己実現につながっているものと喜んでいます。私たちもこうした子どもたちの取り組みを積極的に支援してまいりたいと思っています。

仮名手本忠臣蔵《三段目 勘平駆けつけの場》

仮名手本忠臣蔵《三段目 勘平駆けつけの場》

義経千本桜《釣瓶鮨屋の場》

義経千本桜《釣瓶鮨屋の場》

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