[2022年4月1日]
ID:4958
近年、農業用ハウスの燃料タンクから重油が漏れ、水路へ流出する事故が発生しています。油漏れは火災の危険性があり、また、農作物等への被害を引き起こすだけでなく河川や海、水田への環境汚染など思わぬ被害を長期にわたって及ぼすことがあります。重油や軽油などの危険物を貯蔵、取り扱う施設は、正しく管理しましょう。
例えば、ビニールハウスの暖房用燃料として使用される重油や灯油などの危険物は、その貯蔵量や取扱量によって消防法や桑名市火災予防条例で規制されています。
消防法 | 桑名市火災予防条例 | |
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灯油・軽油 | 1,000ℓ以上 | 200ℓ以上1,000ℓ未満 |
重 油 | 2,000ℓ以上 | 400ℓ以上2,000ℓ未満 |
少量危険物として桑名市火災予防条例で規制され、流出防止対策(防油堤)や転倒防止、さび止めなどの設置基準や維持管理のほか桑名市消防本部への届出が定められています。
※ 貯蔵及び取扱いに係る基準に違反した者は、桑名市火災予防条例により罰金が科せられる場合があります。
火災予防条例に基づく屋外タンクの設置例
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