[2013年3月31日]
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来月11月23日の勤労感謝の日から、毎週金曜日お昼の12:00からFM三重で東員町の番組がスタートします。
番組名は「東員ぷらむちゃんねる!」で、そのパーソナリティーとして東員町を紹介してくれる松井かれんさんと西井亜梨沙さんが、昨日10月25日、挨拶にきてくれました。
番組プロデューサーと一緒に訪ねてくれた2人は、事前に立ち寄った今満開のコスモス畑や中部公園に感動していました。
こうした我が町の自然の魅力や本町の取り組みなどを、2人の軽妙なトークで紹介してくれる予定になっています。
FM三重では、現在4市町の番組が放送されていますが、来月には東員町も含めて8市町の番組が放送されることになるそうです。
東員町は、今まであまり宣伝が上手くない町でしたが、この取り組みをきっかけに、東員町の良さをどんどんアピールしていきたいと思っています。
松井かれんさん 西井亜梨沙さん
町の行政番組で番組PR
昨日は、東北宮城の多賀城市・菊地市長の訪問も受けました。多賀城市には、昨年の避難所支援に引き続き、今年1年間職員を派遣し、復興支援のお手伝いをさせていただいております。私も昨年と今年の2回、同市へお見舞いに上がりましたが、派遣へのお礼ということで今回来町いただきました。
多賀城市は、ガレキの処理はほぼ終わり、街の復興に向けて動きだしており、全国の自治体から33名の職員の応援を得て、作業を進めているようです。
道路や下水などに国の震災復興関連予算がつき、被災自治体として大変助かっているとのことでした。
多賀城市は、恐らく行政や市民の意識が高く、しっかりとした行政運営が行われているのでしょう、復興への取り組みが非常に速いと思います。このような中、復興支援に派遣している職員も、同市のいい面を学び、帰ってきてからの業務に生かしてほしいと思っています。
多賀城市だけでなく被災された自治体の一日も早い復興を願っています。
商工祭(中部公園にて)
午後からは、ひばりホールでミュージカル「Let’s GO 七福神」(ローカルスーパースターズ)の開催がありました。今回は東員町の自主事業として、初めての公演となりました。いつもは、四日市で4回公演が開催されていますが、その内の1回を東員町に誘致しました。東員町では馴染みのないミュージカルであり劇団ですので、残念ながら、多くの方に来ていただくことができませんでした。
今回の作品は、歌やダンスがふんだんにあり、とても楽しく見せていただきましたが、その中に、小さなことで毎日のように争っていること、そのために無垢な子どもや弱い立場の人が犠牲になっていくこと、武器を持たない自分たちに何ができるのかなど、とても大きな、そして深いテーマが投げかけられており、考えさせられる作品でありました。
会場は空席が目立つ状況でしたが、エンディングのところでは舞台と会場が一体となる盛り上がりを見せ、観客の少なさを感じさせない素晴らしいものになりました。この素晴らしいミュージカルを、多くの人に事前に伝えきれず来ていただけなかったことは大変残念に思っています。来年は、「員弁1300年祭」になりますので、このミュージカルもそのイベントの一つとして考えており、来年こそは多くの皆さんもぜひご覧いただきたいと思っています。
ミュージカル「Let's Go 七福神」
昨夜(10月11日)、ノーベル文学賞の発表があるというので、下馬評から村上春樹氏の当選を心待ちにしていたのですが、今年も残念ながら選ばれませんでした。
村上春樹の作品との出会いは、ずいぶん昔に読んだので、内容の記憶はかなり薄れていますが、やはり「ノルウェイの森」でした。大変感銘を受けるとともに、時代背景が私が過ごした青春時代と重なるものですから、とても自然に自分の中に入ってくる、読みやすい作品だったなとの印象があります。私の好きな作家の一人ですが、彼ならいつか栄冠の機会が訪れると思っています。
最近はITの普及で活字離れが進んでいると言われますが、私も手紙を書いたりメモを取るときに、漢字を忘れてしまっていることに気づくことがしばしばあり、字を書く機会が少なくなっていることを痛感しています。また、老眼が進んで、本や新聞を読むのにメガネが必要なことで、読むことに億劫になっている自分がいて、恥ずかしく思っています。
東員町の小学校では、子どもたちが朝の読書を習慣としてやっています。小さいころから読むことが習慣になっていることは、人生にとってとても重要なことではないかと思います。日本は、世界で唯一正当な漢字が、日常生活の中で使われている国なのですから、大切にしていきたいと思っています。(本場中国の漢字は簡略化されてしまっています。)
最近のテレビ番組には、クイズ番組がかなり多く目立っているように思います。制作費が安いこともあるのでしょうが、芸はできなくても、こうしたところで活躍の場を得ているタレントがたくさん出てきていることも事実です。視聴者もそれで満足しているのだから仕方がないのかもしれません。
ただ、ひとつ好意的にみれば、こうした出演者たちは、大変勉強しているな、努力しているなということが伝わってきます。多少ヤラセがあるのかもしれませんが、すごい知識が披露されたりして、見ている私たちも大変勉強になることがあります。忘れてしまったことを思い出させてくれることもあります。
いずれにしろ、私たちは画像からではなく、活字から得られる知識は大切にしていかなければならないと思います。昔「行間を読む。」ということをよく言われました。この醍醐味は読書からでないと味わえませんから。
可燃ゴミの約4割を占める雑紙は、紙の価格が低いため、資源ゴミにならずに可燃ゴミに入れられて焼却処分されていました。東員町では、町内の紙ゴミを扱う事業者とタッグを組んで、この雑紙を資源ゴミに分類して、リサイクルに回すことにしました。コスト的な効果は少ししか望めませんが、CO2削減に寄与するものと思っています。
東員町は、現在、桑名広域でゴミの処理を行っていますが、ゴミからRDF(ゴミ固形燃料)を製造して、隣にある県の施設であるRDF焼却発電施設で処理しています。しかし、県は平成29年に施設の耐用年数がくることを理由に平成32年度を持ってRDF発電施設を閉鎖することを通達してきました。
本町としましては、こうした時期を見据えて、今後ゴミをどのように処理していくのか、対応を決定していかなければなりません。折しも、地球温暖化が大きな環境問題となっているときですから、焼却に伴って排出されるCO2を削減する為にも、可燃ゴミの9割削減を目指し、その半分以上を占める生ゴミと、4割を占める雑紙を資源ゴミとしてリサイクルする道を選ぼうと考えています。こうした取り組みを進めていくためには、町民の皆さまのご協力が欠かせませんので、よろしくお願い申し上げます。
それでも、1~2割程度の可燃ゴミが残ると思いますので、平成33年以降は、近隣市町が同じように協力してゴミの削減に取り組んでいただくなら、一緒になって広域で取り組んでいけると思いますが、そうでなければ、本町独自で効果的な処理を考えていかなければならないかもしれません。
いずれにいたしましても、ゴミの削減は本町の基本方針であり、地球規模で考えても重要な取り組みであります。今回の雑紙回収は、本町の目指す取り組みの記念すべき第一歩であり、こうした取り組みが地球規模で広がっていくことを望みたいと思います。
今日10月4日、笹尾東3丁目自治会集会所において、地域の茶の間「ひまわり」がオープンしました。10時の開所式には、粂自治会長を始め地域の皆さんが10数人出席され、その門出を祝いました。
東員町も今後急速に高齢化を迎える中、地域の中で地域の人が気軽に集まっておしゃべりする場所としてのオープンハウスづくりを考えてきましたが、今回東員町で初めての「地域の茶の間」ということで、笹尾東3丁目の皆さんによって開設していただきました。
「ひまわり」では、毎週木曜日の午前10時から午後3時30分まで、自治会の集会所を使って開かれ、当面は利用者から1回200円の利用料をいただいて、運営をしていくそうです。用意されるものはお茶と茶菓子くらいで、高齢者ばかりでなく、子どもや子育て中の主婦なども気軽に利用してほしいと粂自治会長は話していました。
何もわからない中でスタートしていますので、とにかく、利用者や世話人が、「自分にとって居心地のいい場所をつくっていく。」ということで、みんなが手づくりで居場所づくりをしていくそうです。ここでの活動がモデルとなって全町的に広がっていけば、地域の絆づくりや子育て、高齢社会対策などといった地域の課題を解決していくことにつながっていくものと期待しています。
こうした地域での自主的な活動は、いざという時にはなかなか行政がすぐに手が回らないことがありますが、必ず自助共助の精神が活き、災害を最小限に食い止めていただく大きな一助になると思います。町内で第2、第3の「ひまわり」が育っていくことを楽しみにしています。
東員町政策課広報秘書係
電話: 0594-86-2862
ファックス: 0594-86-2850
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