○東員町ゼロカーボンシティ宣言
令和4年9月1日
告示第81号
東員町は、「健康」「家族」「つながり」「学ぶ」「働く」「暮らしやすさ」をかけがえのないものと位置付け、一人ひとりの活躍が東員町を創るとの考え方のもと、「健康活躍のまち東員町 おみごと!があふれる町へ」を目指したまちづくりを進めています。
一方、地球温暖化を起因とする気候変動により、集中豪雨や大型台風などの自然災害が各地で発生し、その深刻さは脅威になってきています。本町においても、令和元年9月大雨により冠水被害等が発生したことは記憶に新しいところです。このまま温室効果ガスの増加が続けば、異常気象の増加や農産物の品質低下、感染症の拡大、生物多様性の減少など、様々な悪影響を及ぼす恐れがあります。
2015年に合意されたパリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分低く保ち、1.5度に抑える努力をする」との目標が掲げられており、その実現には2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることが必要です。我が国においても2020年10月に2050年までに温室効果ガス排出量を全体としてゼロとすることを目指すと宣言されています。
町民の安全・安心で健康な暮らしを守り、恵み豊かな環境を「みらい」に継承していくため、町民、事業者との協働の下、積極的な脱炭素化の取り組みを推進し、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ東員町」の実現に向けて取り組むことを、ここに宣言します。