食品ロスの削減に取り組みましょう
食品ロスの削減に取り組みましょう
食品ロスとは
食品ロスとは、本来食べられるのにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。
世界では毎年生産される食料40億トンのうち、3分の1にあたる13億トンもの食料が廃棄されています。
日本では平成29年度に約612万トン(事業者から約328万トン、家庭から約284万トン)が発生したと推計されています。
これは1日1人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分のごはんを捨てているのと同じ量に相当します。
令和元年10月には「食品ロス削減推進法」が施行され、食品ロスの削減を総合的に推進することが規定されています。
家庭で発生する食品ロスの種類
食べ残し
食事の際、食べ切れずに廃棄されたもの
直接廃棄
賞味期限切れ等により使用されず、手つかずのまま廃棄されたもの
過剰除去
野菜の皮などの食べられない部分を除去する際に、過剰に取り除かれた食べられる部分
食品ロスを減らすためにご家庭で出来ること
お買い物編
- 冷蔵庫にある食材を確認してからお買い物に行きましょう
在庫がある食材を買わずに済むので、無駄なくお買い物が出来ます。 - バラ売りなど使い切ることが出来る量を買いましょう
まとめ売りは確かにお買い得ですが、使い切れなければ結局損をするかもしれません。 - すぐに食べる商品は、陳列順に手前から購入しましょう
つい賞味期限・消費期限の長い陳列棚の奥の商品から取ってしまいがちですが、手前の商品は期限が来てしまい、廃棄されることになります。
調理編
- 食べ切れる量を把握して、作りすぎないようにしましょう
水分量の多い野菜は傷みやすいので、早めに使い切りましょう。 - 食材が余ったときは、使い切りレシピを活用してみましょう
数々の料理レシピサイトで食材の使い切りレシピが公開されています。
保存編
- 冷蔵庫の野菜室等を有効に活用しましょう
食材の種類によっては野菜室等にいれることでより日持ちするものがあります。 - 食べ切れなかった食品については、冷凍するなど傷みにくい保存方法を考えましょう
保存していた食品を忘れないように、冷蔵庫内のレイアウトを工夫してみましょう。
外食編
- 食べ切れる量を注文しましょう
小盛メニューの活用やごはんを少なめにしてもらうなど、自分に合った量の料理を頼みましょう。 - ドギーバッグを活用しましょう
料理を残してしまった場合は、持ち帰る事が出来るかお店に確認してみましょう。
(補足)ドギーバッグとは・・・残した料理をつめて持ち帰るための袋や容器のこと
更新日:2024年03月29日