評価の仕組み
土地の評価について
地目の認定
固定資産税の評価上の地目は、その年の1月1日時点での現況により、宅地、田、畑、山林、雑種地などに分かれます。
評価額の算出
地目により評価方法が異なりますが、いずれも固定資産評価基準に基づいて算出します。国土交通省が公表する「地価公示価格」の7割をめどに決定しています。
課税標準額
評価額=課税標準額となるのが原則ですが、「税負担の調整措置」や住宅用地の特例措置が適用される場合があり、そうした場合、課税標準額は評価額よりも低く算定されます。
税額の算出
税額=課税標準額×税率(1.4%)
家屋の評価について
再建築価格の算出
評価額は、家屋を評価替え時点でもう一度新築するとした場合にかかる費用(再建築価格)をもとに算出されます。再建築価格を決める建築資材等の単価は、物価動向を考慮し改正されています。
評価額の算出
上記で求めた再建築価格に、新築されてからの経過年数に応じた補正率(経年減点補正率)と、物価水準を調整するための補正率(一点単価)を乗じて評価額を算出します。
税額の算出
税額=課税標準額(評価額)×税率(1.4%)
更新日:2024年03月29日