第4次いーとこ定住自立圏共生ビジョン
「第4次いーとこ定住自立圏共生ビジョン」の策定
大幅な人口減少と急速な少子高齢化が見込まれる中、地方圏において安心して暮らせる地域を形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、地方圏への人の流れを創出するため、東員町、いなべ市、菰野町(頭文字を取って「いーとこ」)で「いーとこ定住自立圏」を形成しました。
定住に必要な都市機能及び生活機能の確保・充実を図るとともに、自立に必要な経済基盤の整備を促進することにより、魅力あふれる定住自立圏を形成するため、中長期的な観点から圏域が目指す将来像及びその実現のために必要な具体的な取組を示す「いーとこ定住自立圏共生ビジョン」を令和7年度 ~令和11年度の5ヵ年計画として策定しました。


東員町・いなべ市・菰野町圏域が目指す将来像
「定住」のための暮らしに必要な諸機能を確保するとともに「自立」のための経済基盤や地域の誇りを培い、全体として魅力あふれる地域を形成していくことが定住自立圏構想の基本理念です。
この構想により目指す本圏域の姿は、“いつまでも住み続けたい” “住んでみたい” “訪れてみたい”と思える地域です。
そこには、豊かな自然があり、自然と共生できるゆとりある空間が創出され、充実した医療体制を始めとする安心・安全を支える生活機能が整っています。そこでは、障がいや疾病の有無にかかわらず子どもから高齢者まで誰もが生きがいをもって暮らし、いきいきと輝く笑顔が地域に満ち溢れています。
また、SDGsの推進及び促進により、経済・社会・環境の三側面における自律的好循環が形成され、圏域住民一人ひとりが認め合い支え合って暮らす、住民が主役のまちづくりが進められています。こうした互いを認め合う豊かな心が地域全体に醸成され、そこに住む人がその地を誇りに思い自信が持てる持続可能な地域となっています。
圏域の将来人口目標
本ビジョンでは、計画最終年度(令和11年度)の目標人口を109,000人と定めています。
圏域の将来人口目標
- いなべ市 43,000人
- 東員町 26,000人
- 菰野町 40,000人
合計 109,000人
具体的な連携事業
目標を達成するため、生活機能の強化、結びつきやネットワークの強化、圏域マネジメントの強化に係る3つの政策分野に対して連携した事業を実施します。
更新日:2025年02月10日