災害時の「もしも」に備える『避難行動要支援者制度』
災害時の「もしも」に備える『避難行動要支援者制度』
災害時に、自ら避難する事が困難な人(避難行動要支援者)の支援に役立てるため、「避難行動要支援者名簿」を作成します。
作成された名簿は地域の避難支援等関係者に提供し、災害時の避難支援や安否確認などに役立てます。また、平常時の地域での見守りや避難訓練などにも活用します。
名簿に記載される情報
- 住所
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- 避難支援などを必要とする理由(要介護度や障害の等級)
名簿の提供先
自治会、自主防災組織、民生委員など(避難支援等関係者)
名簿の活用方法
避難支援等関係者による避難方法の打ち合わせ等防災対策に活用します。
情報提供の同意
避難支援等関係者への情報提供には、ご本人の同意が必要です。
同意された方のみ名簿に記載されます。
対象者
生活の基盤が自宅にあり、次の要件に該当する人(対象となる人には、11月中旬以降に書類を送付いたします)
対象 | 要件 |
---|---|
高齢者 |
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身体障害者手帳の交付を受けている人 |
|
療育手帳の交付を受けている人 | 程度区分A1・A2 |
その他 | 避難に支援が特に必要と思われる状態にある人 |
名簿に掲載される方について
「避難行動要支援者名簿」の作成は、災害が発生し避難が必要となった場合、避難支援等関係者による避難誘導や安否確認等に使用します。
しかし、災害の状況によっては支援者の多くも被災者になり得ます。その為、名簿への情報提供に同意することにより、災害時の支援が必ず保障されるものではないことをご理解ください。
更新日:2024年03月29日